記事FV
コラム
2025/04/03 更新

【管理部門向け】初めてのベンチャー転職面接で気をつけたい7つのポイント

無料カウンセリングはこちら

はじめに

今日は、ベンチャーの転職面接(主に管理部門で働く専門職の面接)を成功させるために、候補者側が気をつけるべきことをまとめていこうと思います。
初めてベンチャーの面接を受ける人を想定して書きますので、参考にしていただけると嬉しいです。

 

1.批判的な発言をしないこと

ベンチャーに限らずですが、面接の場面で批判的な発言が多いと、どうしても採用されにくくなります。

そもそも専門職というものは、クリティカルかつロジカルに思考する人が多数いる職種です。
経理・財務・法務・経営企画は特にそうで、物事を批判的・論理的に考える能力がないとこの職種で活躍し続けることは難しいです。

しかし、このクリティカルシンキング・ロジカルシンキングは副作用を起こす劇薬のようなもので、身につければ身につけるほど、コミュニケーション能力が低下します。
外資コンサル出身の人たちと話したことがある人はわかると思います。あの感じです。(※全員ではない)

法務にもかなり多いのですが、専門職で長く働いていると、物事を批判的に見てしまう癖がつくのです。
職業柄、他人の主張の矛盾、間違い、誤字脱字などを一瞬で見抜く能力が身についてしまっていることが多いため、脊髄反射のように議論を始めてしまったり、無意識的に批判的なことを発言してしまったりします。
私も含めて無自覚なままついやってしまうことが多いのが恐ろしいところなのですが、これを面接でもやってしまうと損しかしません。

本当に優秀な専門職の方は、専門家同士で話すときと、一般の人と話す時で、スイッチを入れ替えて、話し方を変えられます。
これは意識することですぐに身につけられることなので、専門職の皆さんは日頃から注意しておきましょう。

 

2.将来のビジョンを言語化しておくこと

専門職はリアリスト(現実主義)の人が多いので、あまり無謀な夢は見ませんし、そもそも将来の目標なんて掲げていない人がほとんどです。
そのため、面接でも目の前の仕事には集中できる人なのだろうと推測できるのですが、数年後どうなっているかというビジョンが全く想像できない人が多くいます。

面接を通じて、言われたことを忠実にこなしてくれる公務員的な働き方にはかなり適性があると確信できる人が多いのですが、能動的に仕事を取りに行くとか、出世をするためにどういう努力をしていくのかとか、そういう積極的な将来ビジョンが全く伝わってこない人が多いのです。
実際に本人もイメージできていないのだと思います。

ベンチャーの面接では将来のことを聞かれることが多く、過去のことより将来の夢や目標に焦点を当てた質疑応答がなされる傾向が強いです。
その際に、自分の将来ビジョンを語れるようにしておくべきだと思います。

ベンチャーの経営陣というのは、常に何か考えて動き続けていないと死んでしまうような人が多いので、過去より将来に焦点をあてて生きています。
そのため、自分の将来のビジョンすら語れないような受け身の人間を敬遠する傾向が強いです。
結果として、受け身の専門職の方はお見送りされやすいですし、リスクを取ってまで「採用しよう!」となりづらいです。

多少無謀な夢でも良いと思うので、5~10年後の自分を語れるようにしておきましょう。

 

3.会社のことを調べておくこと

専門職の中でも、上位のスキル・経験を保有している方の多くは、高学歴で難関国家資格も保有していることが多いため、ベンチャー企業をあまり重要視していないとは思います。
しかし、ベンチャーの面接に行くのに、全く調べないまま行くというのは、あまりに失礼なことだと思いますので、ネットで調べられる範囲の情報くらいは調べておくべきだと思います。

もし何も調べていない状態で面接に来られてしまうと、企業の担当者としてもガッカリしますし、興味なんて無いのだろうなと思って、その先の選考に進んでもらいたいと思えないことが多いです。
結果的にお見送りになる確率が上がります。
それは双方にとって不幸だと思うので、ベンチャーに興味がないのであれば、そもそも面談をしない、面談をするのであればある程度は調べる、という運用にした方が良いと思います。

 

4.積極的なホスピタリティを持つこと

一般的な大手企業の場合、管理部門の人間はビジネスにほとんど関わらないことが多いです。
これは間接部門である経営管理部門なので致し方ないところがあります。

というのも、我々管理部門の専門職は、営業部と異なり、直接的に利益に貢献できませんし、どちらかというと利益を減らす側の人間なので、事業の利益等に何か口出しできるような立場にはありません。
それゆえ、事業に関しては素人以下の知識しかなく、かつ、興味もないという人が多いため、会社の利益や事業の進展に無関心です。
自分が転職する際に潰れたりしなければいい、安定していれば良いという程度にしか考えていないことも多いです。
それが面接でも見え隠れする人が少なからずいます。

利益は営業部が勝手に頑張ってね、我々は事務作業をしっかりこなすからというニュアンスです。

脳内で間接部門と直接部門の仕切りをしっかり作ってしまっていて、自分には関係がないことだという雰囲気が言葉の端々から出ているのです。
しかし、ベンチャーの経営管理部門で働くなら、こういった思考は改めた方が良いと思います。
特にレベルの高いベンチャー企業の経理財務やCFO等は、事業に積極的に関与する傾向がありまして、何なら自分で事業を作ったり、利益を生み出したりしているもいるくらいです。
それが新しい世代の経営管理部門の専門職です。

弊社WARCもその傾向が強くあるので、経営管理部門の人間だからといって事業部におんぶに抱っこという精神では邪魔になります。
経営管理部門の一メンバーとして、自分にできるサポートを常に考えて、できれば売上に貢献しようという意識すら持っておかないといけません。
ベンチャー界隈では、そういう積極的なホスピタリティ精神を持った専門職が好まれます。

だからこそ、今のうちに認識を改めて、事業部が生み出す利益に貢献できる間接部門人材とはどういう人材なのか、そして、どうすればそのような人間になれるのかを考えていくべきです。
少なくとも、リファーラル採用等で間接的に事業部の利益に貢献できるような人材じゃないと、ベンチャーの経営管理部門で長く活躍することはもう難しいのではないかと思っています。

事業部の発展のためにあらゆる手段を尽くすのがベンチャーの管理部門です。
それがさらに進化して、稼げる管理部門の専門職になれると最高です。
できるかできないかは会社の構造やCEOの価値観等にもよりますが、稼げる管理部門の専門職を模索し続けることは辞めてはいけません。

 

5.過去の経歴を言語化しておくこと

これはたぶん、大手でもベンチャーでも同じところを見ていると思います。

専門職である以上、(若手を除いて)一定の経験と知識が必要になります。
そして、どの程度の知識と経験を持っているかというのは、過去の学習歴や経歴で判断せざるを得ません。
そのため、専門職の面接の場面では、過去の学習歴や経歴を細かく確認されることが多いです。
場合によっては証人尋問みたいな感じになるので、けして気分の良いことではないですが、職種柄致し方ないところがあります。

選考が緩い会社であれば過去の話はほとんど聞かれないのですが、プロの専門職が面接官を担当するような厳正な審査を行う会社では、根掘り葉掘り過去の経歴を聞かれますし、何をして、何を学んできたのかを聞かれます。
このときに、自分の言葉で説明できない人は、お見送りになる確率が高いです。

なぜその学部を選んだのか、なぜその研究科を選んで院進したのか、修士課程では何の研究をして、成績はどうだったのか、卒業後にどんな会社でどんな経験を積んだのか、過去に転職した理由はどういうものだったのか、様々な点を聞かれると思います。
これらの質問に即答するのは意外と難しいことなので、どのような質問が来ても正確に答えられるようにあらかじめ言語化しておくことをオススメします。

 

6.報酬への執着を示しすぎないこと

ベンチャーの面接でよくお見送りになるパターンとして、報酬や待遇への執着が強いケースが見られます。
報酬や待遇へのこだわりはけして悪いことではないですし、むしろ当然です。

ハイクラス人材の場合は、現時点で年収が1000万円を超えていることも多いですし、大手企業に勤めている方であれば当然のように福利厚生があります。
そのような人がベンチャーに行く場合、基本的には年収が下がりやすいですし、福利厚生も質が落ちることが多いです。
その結果、なかなか報酬額が折り合わず、辞退またはお見送りになってしまうケースが増えます。

もしベンチャーでの面接を成功させたいのであれば、大手とベンチャーの報酬及び待遇の格差をよく理解した上で応募するべきです。
報酬に強い執着を示しすぎると、ベンチャー側としては「雇いたくても雇えない」という状況に陥りやすいので、ベンチャーでもギリギリ出せる金額で交渉を行うと良いと思います。
その金額感はそのベンチャーの所属する業界、職種、役職、資格・経験によって様々です。

 

7.謙虚さを忘れない

最後に、最も敬遠されやすいケースとして、謙虚さがないという事例が挙げられます。

一昔前のベンチャーは、従業員の平均的な能力や学力がそこまで高くはありませんでした。
しかし、ここ数年でその状況は一変しつつあります。
大企業でも十分に活躍できる、または十分な活躍をしてきた人たちがベンチャーに入ってきてくれているのです。
その結果、組織内の平均的な学力は一気に上がっていて、大企業の平均値を上回っているようなベンチャーも出てきています。

そして、そのような素晴らしいベンチャーで働いている優秀なメンバーのほぼ全員が謙虚です。
調子に乗っていたり、自分のことを凄いと勘違いしたりしている段階で二流だという共通認識があって、そういう人はお見送りになる可能性が高いです。
そのため、面接では謙虚さを大切にするべきだと思います。

一昔前のベンチャーであれば、若干調子に乗っている方が優秀そうに見えたのかもしれませんが、今はもう士業資格を有するプロの皆さんが面接をすることが多いので、すぐに見抜かれます。
けして自分を卑下する必要はないですが、客観的な能力や実績を語って、ありのままの自分を曝け出した方が採用されやすいです。

 

おわりに

ということで、今回はベンチャーの転職面接で、候補者側が気をつけた方が良いことをまとめてみました。

ここ数年で、新しくベンチャーに入ろうと思ってくださっている専門職の人が増えているので、そういった方々の参考になれば幸いです。

【お問い合わせ】

WARCで働きたい!WARCで転職支援してほしい!という方がもしいらっしゃれば、以下よりご連絡ください。

内容に応じて担当者がお返事させていただきます。

スタートアップに転職するなら「WARCエージェント」の無料カウンセリングへ!

WARCエージェント」なら、大手上場企業からIPO準備企業のベンチャー求人まで幅広く対応しています。
業界トップクラスの転職実績もあり、業界に精通しているエージェントも多数在籍していますので、ぜひ気軽にご相談ください!

無料カウンセリングはこちら

著者画像

株式会社WARC

瀧田桜司

役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長/ 学歴:一橋大学大学院法学研究科修士課程修了(経営法学)及び京都大学私学経営Certificate/ 執筆分野:経営学・心理学・資格・キャリア分野のコラム記事を担当させていただく予定です

満足度98%のキャリアコンサル

無料カウンセリングはこちら