この連載では、ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた「ベンチャー企業で活躍するコーポレート人材」の方々にインタビューをしています。ベンチャー企業へ転職をした理由や実際に働く上でのやり甲斐など、「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っています。今回は、株式会社Sales Markerにてご活躍されている上原さんにお話を伺いました。
Profile
上原 良賢
株式会社Sales Marker CFO
東京大学工学部卒業後、新卒で文部科学省へ入省。その後、世界最大手のコンサルティンググループ、投資ファンド2社を経験、そしてスタートアップの世界へ。
シリーズBラウンドで約13億円を資金調達した、AIを活用した次世代型スマートシャトルのCFOや、京都大学発スタートアップ、風を科学しドローンの安全運航を目指すスタートアップのCOO等を歴任し、株式会社 Sales MarkerのCFOとしてジョイン。
堀田 啓也
株式会社WARC
リクルートから大手人材系企業に転職し求人広告営業、新規サービス立ち上げ、人材紹介事業立ち上げを経験。金融バックグラウンド・会計士バックグラウンドを問わず、CFO・管理部長などのハイキャリアの支援に特に強み。
上原 良賢
その中で、もう少し事業に深く入りたいというところと、 ファイナンスの観点が自分の視点として足りないなと思ったので、プライベートエクイティファンドに入っています。
それが、アントキャピタルとINCJ(産業革新機構)で、足掛けで大体10年というところでございます。
上原 良賢
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
その中でも、手触り感のある事業がより面白いと思い、スタートアップの企業を選びました。
堀田 啓也
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
堀田 啓也
堀田 啓也
上原 良賢
上原 良賢
どんな業務も、自分以外の知識をうまく使いながらゴールを設計して、いかに最短でそこに近づくかという競技であることに変わりはないので、ビジネスで必要となるスキルってそんなに変わらないと思っています。
堀田 啓也
上原 良賢
UPSIDER BLUE DREAM Fund、株式会社Sales Markerに6億円の融資を実行
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
まず、会社での飲み会や、オフサイトの検討を通じて幅広いコミュニケーションを取るというのが1つと、
もう一方で自分の部署や、特にやり取りの多いメンバーとは少なくとも毎週1on1を実施して、深いコミュニケーションをとるように意識しています。
弊社はリモートワークがメインなので、コミュニケーションの取り方というのはかなり気を遣っています。この2通りのコミュニケーションをしっかりとると上手くまわるように思っています。
堀田 啓也
上原 良賢
というのも、言いたくないけど厳しいことを言わなきゃいけないタイミングってあると思うんですよね。その時に信頼関係のない人に言われるのと信頼関係のある人に言われるのとでは全く効果が違うので、ちゃんと信頼関係を築く、 築けるようなコミュニケーションができるといいなという風に思ってはいます。
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
優先順位って人によると思うんですよ。例えば、お金が一番大事な方もいれば、一番大切なのは働く相手であって、お金は二の次というような方もいる。それから、とにかく経験を積むためにガツガツ働きたいから、 多少相性のあわない人と働くことになっても妥協ができる、みたいなパターンもありますよね。
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
上原 良賢
例えば監査法人に認められるレベルで柔軟にやるとなると、頭を使わなきゃいけないので、そういう意味で柔軟に手段を見極められる人を入れる必要があります。ですので、優秀な人たちが集まった少数精鋭の組織が理想的だと思います。
とはいえ全員マッキンゼー出身だとか、万能なスーパーマンで揃える必要は全くなくて、役割ごとに必要な要件を明確に満たしている人をきちんと集めて、その方々が組織にフィットしていることが重要だと考えています。
堀田 啓也
上原 良賢
堀田 啓也
今上原さんが仰っていただいた理想の組織を構築していくために、今後どのようなチャレンジをしたいとお考えでしょうか。
※ ブリリアントジャーク: 職場において「優秀だけど、周りに悪影響を及ぼす人」のことを指す言葉
上原 良賢
上原 良賢
堀田 啓也
上原 良賢
※デカコーン:デカコーン企業とは、企業価値100億ドル以上の企業を指します。デカ(Deca)とは「10倍」という意味で、ユニコーン企業の10倍の企業価値という意味でデカコーン企業と呼ばれます。
堀田 啓也
上原 良賢
上原 良賢
当然ベンチャーの方が非常に学びが多い環境ではあるんですけど、リスクは高いですし、教育は万全ではなく、やるべきことも変動していきますので、
まずご自身の中で何を重視するのかを考える必要があると思います。ここでその意思決定がかっこいいとかかっこ悪いとか見てくれを気にしてしまったりもするのですがその観点は一旦抜きにして、生活や家族のことなども考えた上で決めた方がよいと思います。
ただ、選んだ先にはとてもエキサイティングな環境が待っていると思います。
堀田 啓也
WARC AGENTはベンチャー企業を中心に1000社を超える企業の求人をご紹介しており、年収600万円以上の求人を多数ご提案可能です!
コーポレート領域で働く方で「ベンチャー転職」について、少しでも興味をお持ちのお方はぜひお気軽にご相談ください。
堀田 啓也