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コンサルタント
2024/07/08 更新

戦略コンサルへの転職にオススメの転職エージェント5社を紹介

コンサル業界への転職は分からないことだらけでハードルが高いと感じている方も多いでしょう。また、世の中にはたくさんの転職エージェントがあります。

転職エージェントにもそれぞれ得意な業界があり、エージェント選びで転職の行方は大きく変わります。今回は、戦略系コンサルへの転職にオススメのエージェントを5社ピックアップしました。エージェントを決めるためのポイントや各エージェントの特徴を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

戦略コンサルタントとは?

戦略コンサルタントとは、企業の経営者や経営陣に企業全体の戦略策定や、課題解決の支援をする専門家です。基本的にはチームで行動し、時には外部の専門家に話を聞いて企業を正しい道へと導きます。

コンサルティング業務の流れは以下のとおりです。

  1. 企業の経営陣にヒアリング
  2. 戦略構築
  3. 提案
  4. 実行

以前は戦略の提案までで終わるのが一般的でしたが、最近は計画の実行までマネジメントやサポートを行うコンサルタントが増えており、さらに企業を経営成功へと導けるようになりました。

コンサルタントによる提案で、企業の運命を大きく変える場合もあるので責任重大ですが、成功に導いた場合、大きな自信につながる仕事です。クライアントの業種によって内容はさまざまなので、幅広い知識が問われます。

戦略コンサルへの転職で転職エージェントを利用するメリット

戦略コンサルタントへ転職する際、転職エージェントを使用する方法と、転職サイトや企業サイトなどのサイトを通して行う方法があります。今回は、転職エージェントを使用するメリットについて紹介します。エージェントという転職のプロを通すことによって自分では気付かないことも教えてもらえるので、参考にしてみてください。

非公開求人も紹介してもらえる

転職エージェントを利用すると、ネットには載っていない非公開求人を紹介してもらえることがあります。非公開求人は、企業の重要ポジションや、今後力を入れたい事業を任せるポジションなど、事業の要となる人材を募集している場合が多いです。また、競合他社対策のポジションもあります。企業側も、自分たちが求める条件の人材を効率よく採用したいので、エージェントを利用している企業が多いです。

大手や人気の企業であればあるほど応募者が多く倍率が高くなりますが、非公開求人は転職エージェントを経由しないと見れない求人なので比較的倍率が低い傾向があります。また、出会う求人の数も多くなるので、チャンスが増え、理想の職場に行ける確率が高くなります。

推薦状を作成してくれる

転職エージェントを通して転職する場合、エージェントが推薦状を作成してくれます。推薦状とは、転職者の経歴・人柄・長所などを企業にアピールするための書類です。エージェントから推薦状があると、企業も「この人は転職のプロが自信を持って推薦できる人なんだ」と興味を持ち、転職者もエージェントからの後押しがあるため自信を持って面接に臨めるようになります。

推薦状があると企業が抱く信頼や納得が高まり、面接を始める前から好印象でスタートでき、転職成功への近道になります。

また、面接後も緊張して自分で伝えられなかったことや魅力を企業に伝え、フォローを行うエージェントもあり、転職においてエージェントの存在はとても大切です。

応募書類の添削や面接対策をしてくれる

転職エージェントは、書類の添削や面接練習もしてくれます。志望動機や長所・短所などの自己アピールは、場合によっては企業側にマイナスなら捉えられることがあります。自分では「どのように書けば良いか分からない」と感じている方は、添削を受けてみるのがオススメです。企業側は、面接の前に書類を見て大まかにどんな経歴でどんな人なのかを把握します。書類選考で落ちてしまっては面接を受けることもできないため、軽く考えずにプロの意見を取り入れましょう。

面接もまた転職時の大きなポイントです。書類で好印象を与えておけば、企業も初めからポジティブに進めることができます。また、業界や企業によって聞かれることはさまざまなので、面接練習を通してエージェントから傾向を聞いたり、練習を重ねてさまざまな質問に対しての答えを用意しておく必要があります。準備をしておくと本番での緊張を少しでも抑えられ、自分の力をより発揮できます。

戦略コンサルへの転職における転職エージェントの選び方のポイント

戦略コンサルへの転職でエージェントを利用する場合、どのように選べば良いかを3つに絞って紹介します。コンサル業界に特化している・求人が多いことはもちろん、面接対策や書類添削など、エージェントによるサポートも転職では大切です。エージェントの質は転職の結果に関わるので、信頼できるエージェントを見つけるためにも参考にしてみてください。

戦略コンサル求人数が豊富か

さまざまな業種がある中で特殊な業界の戦略コンサルは、エージェントによってはあまり求人がない場合があります。戦略コンサルへ転職するには、コンサル業界に特化したエージェントや求人数が多いエージェントを選び、さまざまな求人に出会ってチャンスを広げるのが大切です。

また、コンサル業界に特化したエージェントには、非公開求人も多く出ています。サイトに掲載されていない求人は、大手コンサルティングやハイキャリアポジションなど重要ポジションの好条件な求人が多いので、自分の理想の転職先を探すためにも、求人数が多いエージェントを選ぶ必要があります。

専門分野に特化したアドバイザーが在籍しているか

特殊な業界のコンサル業界は必要な対策も変わるので、通常のエージェントだと十分な対策ができない場合があります。また、コンサル業界出身のコンサルタントが在籍しているエージェントもあり、経験者ならではの目線でアドバイスを受けられます。特化したエージェントでは実際に働いている人の口コミも見ることができ、入る前にどのような企業・環境なのかを知ることができます。

コンサルの求人を持っていても、ノウハウを持っていなければなかなか採用まで辿り着きません。求人と、専門分野に特化したコンサルタントが揃ってようやく採用までのレールを作れます。

ケース面接といったコンサル特有の選考内容にも対応しているか

コンサル業界の面接は通常の面接とは違い「ケース面接」を行います。コンサルを志望していない方には聞き馴染みがない言葉ですが、コンサル業界では一般的です。コンサルタントは、明確な答えがないゴールに向かって、適切な仮説を組み立てて論理的に処理します。その能力を面接でも見るための面接が「ケース面接」で、とても難易度が高い選考です。「ケース面接」では、戦略コンサルタントに必要な論理的思考力・コミュニケーション能力・思考の柔軟性・素直さを見ています。

通常のエージェントではコンサル業界独特の「ケース面接」にあまり強くないことが多く、コンサル業界に特化したエージェントで対策と繰り返し練習する必要があります。

戦略コンサルへの転職にオススメの転職エージェント

戦略コンサルタントへ転職する際、エージェントを利用しようと思っても、現在は数々のエージェントがあるので迷ってしまいます。そんな方のために今回は、戦略コンサルタントへの転職でオススメのエージェントを5社ピックアップしました。それぞれ特徴やオススメポイントを紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

WARC AGENT|プロフェッショナル人材と企業を繋ぐ

WARC AGENTは、キャリアアップや収入増を望む求職者が集まる人材紹介会社です。

この会社の特徴的な点は、企業が直接、求職者にスカウトを送ることができるシステムにあります。求職者のスキルや経験に興味を持った企業は、積極的にスカウトを行い、理想的な候補者を見つけやすいという利点があります。また、求職者は専門のキャリアコンサルタントのサポートを受けており、そのアドバイスに基づいて転職活動を行っているため、質の高い人材が多いのが特徴です。

高収入層やキャリアアップを目指す人材が多く登録しているため、専門職やスペシャリスト向けの求人にも強みを持つこの会社は、高年収や給与アップを目指す求職者に適しています。

参考:WARC AGENT

アサイン

アサインは、20代30代の転職者を主なターゲットにしています。自分が好きなこと・強みを基準に転職先を選びたい方に適しているエージェントです。幅広い職種の求人を扱っており、特にコンサルタント・営業・IT分野などハイキャリアの求人を豊富に扱っており、戦略コンサルタントの転職にぴったりです。

実際に利用した人の口コミを見ると、「無理やり求人を押し付けてくることがない」や「将来のキャリアまで一緒に考えてくれる」など、親身になってくれるコンサルタントが揃っています。求職者を第一に考え、求職者のペースで進め、転職がゴールではなくその先のビジョンも一緒に考えてくれる高品質なエージェントです。

エグゼクティブリンク

エグゼクティブリンクは、日系・外資系問わずに戦略系・総合ファームやBig4系コンサルファームへの転職など、ハイクラス転職に強いエージェントで、戦略コンサルタントへの転職を目指す方にオススメです。第二新卒・30代~40代の転職の実績が豊富で、公開求人数は4,100件以上、さらに未公開求人も多数保有しています。全国エリア対応ですが、主に都内の求人を取り扱っており、地方で転職を希望する方は注意が必要です。

面接対策に力を入れており、本番に近い模擬面接を行い、一人ひとり時間をかけてサポートします。実際に利用した方の口コミは、「レスポンスが早い」や「全体的に対応のスピード」が早いという声がありました。今の仕事を続けながら転職活動をする方にとって、スピーディーな対応はとてもありがたいポイントです。

ムービン・ストラテジック・キャリア

ムービン・ストラテジック・キャリアは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。コンサル業界出身のコンサルタントが多数在籍しており、経験をもとにサポートし、コンサル業界への転職希望者にとって強い味方になっています。大手転職サイトによる調査では、総合満足度・転職支援事例などで数多くの受賞歴を誇り実績と信頼があるエージェントです。実際にムービン・ストラテジック・キャリアを利用した方の口コミでは、「担当のコンサルタントがコンサルファーム出身で説得力があった」や「面接対策の指示が的確だった」という声が上がっています。

コンサル業界の転職は専門性が高いので、担当のコンサルタントの経歴やキャリアも大きく関わってきます。また、的確なアドバイスを貰うことで、働きながらの転職活動も効率よく行える点も魅力的です。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。コンサル業界出身のキャリアアドバイザーによるコンサルで、経験者ならではのノウハウや知識でサポートし、大手ITコンサルティング会社へ転職させるなど、数々の実績があります。

実際にアクシスコンサルティングを利用した方の口コミは、「全体の求人数は少ないがその分コンサル業界に特化している」や「ただ求人を紹介するのではなく、キャリアプランに基づいた紹介をしてくれる」といった声が上がっています。コンサル業界に特化しているため、他のエージェントでは紹介されない求人を紹介されるので、コンサル業界への転職を考えている方は業界に特化したエージェントを選ぶのが近道です。

戦略コンサルタントの年収相場

戦略コンサルタントの年収は、経験や職位によって変わります。最も年収が高いのは知識・経験・責任が伴うパートナーで、その後はマネージャー・コンサルタント・アナリストの順番です。ファームによって多少異なりますが、一般的にアナリストは約900万円、コンサルタントは約1,300万円、マネージャーは約2,000万円、パートナーは約3,000万円と言われています。

マネージャーより上になると、営業成績も収入に関わってくるので、さらに年収を上げることも可能です。新卒でコンサル業界に就職して順調に上がっていけば、30歳すぎにマネージャーになることが多いですが、コンサル業界は実力主義なので、実績を上げることができれば年齢・経験年数に関係なく早く昇格し、年収を上げることができます。

戦略コンサルタントのやりがい

戦略コンサルタントは難しい仕事ですが、その分成功した時のやりがいは大きいです。実際に働いている方は「課題解決する達成感」「グローバルな環境で働ける」「ハイキャリアと収入」をあげている方が多いです。

戦略コンサルタントは、主に企業の経営課題を解決するサポートをする仕事で、その企業の今後の経営をサポートします。経営課題を解決するには、正解が分からない課題に多々直面し、その度に物事を順序立てて整理して解決するので、スムーズにいかない場合もあります。そのような課題を乗り越えた時に、達成感を得られる方が多いです。

また、外資系コンサルに就職すると、グローバル案件も多数あり、海外の支社と協力して業務を行い、日本ではあまりない考え方を学べます。難易度が高く、専門的な職業だからこそ収入が高く、高収入がやりがいになっているコンサルタントもいます。

戦略コンサルと経営コンサルの違い

戦略コンサルと経営コンサルはどちらも経営のサポートをするので同じように見えますが、手がける領域が違います。戦略コンサルは、「会社全体の戦略立案」「事業戦略立案」「新規事業立ち上げ検討」など、経営陣の意思決定をサポートし、対して経営コンサルでは、「事業戦略」「IT戦略」「システム導入などの業務支援」のように社員へ実行をサポートします。

まとめると、戦略コンサルの場合は、企業にどのような道に進むかを導き、経営コンサルは進むべき道は大まかに決まっていて、その道に進むための最適な方法を提案するイメージです。戦略コンサルは中長期で企業が成長することを考え、経営コンサルは短期で解決することを目指します。

戦略コンサルタントの仕事内容とは?

戦略コンサルタントの仕事内容は、幅広いです。大まかにいうと企業成功・経営成功へのサポートですが、クライアントの業種や状況により内容はさまざまです。今回はその中から5つに絞って仕事内容を紹介します。難しい言葉が並んでいますが、わかりやすく解説しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

戦略立案

企業が直面している課題に対して、どのように解決していくのかを作案します。まずは企業の経営陣にヒアリングを繰り返し、何を解決したいのか・何が問題なのか・どのような未来を想像しているのかを共有します。その後、チームで話し合ったり時には専門家に聞きながら戦略を立て、経営陣にプレゼンします。戦略を立てるための論理的思考はもちろん、ヒアリング時にはコミュニケーション能力、戦略を伝える時にはプレゼンテーション能力も必要です。

経営成功を考えると、この事業はやらない方が良いと分かれば、はっきりと伝える場合もありますクライアントの業種・業態で必要な知識が変わるので、幅広い知識を入れておく必要があります。

プロジェクトマネジメント

以前の戦略コンサルは戦略立案だけでしたが、近年はその実行もサポートする、プロジェクトマネジメントを行っているコンサルタントファームが多いです。プロジェクトマネジメントとは、「いつまでに、どの段階まで進めたら良いか」をゴールから逆算して計画を立てることです。効率的に進められるよう人材配置などを決める必要があります。

戦略をクライアントに共有する際に、やり方などは伝えますが細かくどのような人材を配置して進めたら良いか、また事業を進めて行くとイレギュラーな事例も起こるのでその際どのように対応したら良いかもサポートします。プロジェクトマネジメントまで行うと、より企業成長や経営成功へとつながります。

ビジネスプロセスの改善

ビジネスプロセスの改善とは、企業・組織の目的を達成するために、活動を最適化・効率化・省力化・コストダウン・リスクの軽減などを目標に、今あるビジネスプロセスを見直して分析し、改善することです。余計な業務や無駄な固定費・費用、業務のムラをなくすことで効率よく仕事を進められます。従業員の負担が減り仕事がやりやすくなり、物事に迅速に対応できるようになります。

戦略立案など、根本的な課題解決も大事ですが、効率化やコストダウンなど細かい項目も企業成長や経営成功には欠かせません。戦略コンサルタントは、企業の大きなところだけでなく、ビジネスプロセスのような細かいところも分析して課題を見つけクライアントに提案しなければなりません。

M&Aアドバイザリー

戦略コンサルタントは、M&Aのアドバイスも行います。M&Aとは企業の合併・買収のことで、企業の今後を大きく左右します。法務的な手続き・税務関係・相手企業の選定にいたるまで 幅広くサポートします。M&Aアドバイザリーは短時間でスムーズに取引をし結果を出すために重要な存在です。専門知識が必要で、さらにクライアントの業種によって必要な知識が変わるので幅広い知識も必要です。

クライアントの今後を見据えた時に、あまり収益にならないなど、やらない方がクライアントにメリットがあると判断した場合、M&Aを止めるようクライアントに伝えます。必要な知識が多く大変な仕事ですが、その分クライアントからは重宝される仕事です。

ビジネスモデルの設計

ビジネスモデルの設計とは、企業が利益を出すために、誰に・何を・どのように提供し・どのように収益を上げるのかをまとめたビジネスの設計思想です。

インターネットが発達しさまざまな業態が登場し、顧客の選択肢が増え利益を出しにくくなっている中、利益を基準とするビジネスモデルの注目が集まるようになりました。まずは現状のビジネスモデルを見直し、顧客単価を明確にします。その答えによって何に投資をして、何に投資するべきではないのかを絞り込みます。

企業価値を高めるために、投資するべきもの・投資しないものを判断するのも戦略コンサルタントの仕事です。こちらも、今後の企業成長・経営成功に関わるので幅広い専門知識が必要です。

戦略コンサルタントを目指すならエージェントを活用しよう

戦略コンサルタントとは、企業などのクライアントへ戦略立案などのサポートをする仕事ですが、その内容はクライアントの業種・業態により異なる幅広い職業です。

また、サポート内容は細かく専門的で、専門知識も広く深く必要です。戦略コンサルタントになるのは大変ですが、新しい学びややりがいがたくさんあり、高年収も得られます。今は戦略コンサル出身など、コンサル業界に特化した転職エージェントもあるので、未経験でも戦略コンサルタントになれるチャンスがあります。興味のある方は一度エージェントに話を聞くのがオススメです。

著者画像

株式会社WARC

WARCエージェントマガジン編集部

「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに、ハイクラス人材紹介事業を展開しているWARC AGENT。WARCエージェントマガジン編集部は、このビジョンを支えるために、転職者に役立つ情報を執筆し、個々のキャリア形成をサポートしていきます。

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