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監査法人
2024/03/24 更新

内部監査への転職にオススメの転職サイト・エージェント5選

内部監査を目指す上で、転職サイトを利用しようとしている人は少なくなさそうです。内部監査の仕事内容を知った上で自分に合った転職サイトを活用すると、ジョブチェンジがスムーズに進むでしょう。

この記事では、内部監査の基本情報やオススメの転職サイトについて解説します。

内部監査とは?

内部監査とは、企業内の担当者が経営状況チェックを行い、安全な運営に役立てる業務です。ここでは、内部監査を行う目的や似ている名前の「外部監査」との違いを解説します。

内部監査の目的

内部監査は、経営状況のチェックとして以下の目的を達成するために行われます。

  • 不正防止
  • 業務改善へのアドバイス
  • 業務効率アップ

経営陣がいくら気をつけて健全な経営を目指しても、会社全体で取り組みを行わなければ成果は出にくいものです。発生リスクのある不正や効率アップが見込める業務について、定期的なチェックを行い経営力向上に繋げます。内部監査で見つかった反省点はそのままにしておかず、これからどう改善していくかという方向性の検討も必要です。企業が目的を達成し、さらに利益を生み出せるよう内部監査を通じて業務改善できる部分を探します。

内部監査と外部監査の違い

内部監査は企業内での活用が目的ですが、外部監査は社外の専門家により行われ、調査結果は利害関係者に公開されます外部監査は、企業の経営状況を株主や投資家などに正しく伝えることが大きな目的です。利害関係者が投資判断を誤らないよう、財務諸表が正しいかどうかをチェックし今後の運営に役立てます。内部監査の内容は企業内だけで用いられますが、外部監査は企業に関わる外部の人たちのために実施される取り組みです。

内部監査の給料相場

内部監査の仕事内容を理解したところで、給与相場について知りたい人も多そうです。専門性が高く従事する人も少ないことから、平均より高収入を見込めるでしょう。

内部監査の平均年収

求人ボックス(※1)によると、内部監査の平均年収は650万円となっています(2023年10月時点)。給与の分布を見ると、内部監査の年収は650万円前後の割合が大きく、平均値に近い年収をもらっている人が多いようです。また、国税庁(※2)の調べによると、令和3年の1年間に働いた人の平均給与は443万円でした。内部監査は専門性が高く従事する人数もそこまで多くないため、平均年収が世間一般より多くなっていると考えられます。

(※1)参考:求人ボックス 給与ナビ 内部監査の仕事の年収・時給・給料

(※2)参考:民間給与実態統計調査 17ページ 「2 平均給与」 

内部監査の平均月収

求人ボックス(※3)によると、内部監査の平均年収から割り出した月収は54万円になるようです(2023年10月時点)。次節で詳しく説明しますが、内部監査はキャリアを積んだ人材が選ばれるケースが多く、月収も高めに算出される傾向にあります。平均年収同様、内部監査の月収は世間一般よりも高くなりやすいでしょう。

(※3)参考:求人ボックス 給与ナビ 内部監査の仕事の年収・時給・給料

内部監査の初任給

求人ボックス(※4)調べでは、内部監査の初任給は20万前後とされていますがデータは少ないことが事実です。内部監査はもともと会社で経歴を積んだ人の中から選ばれることが多く、入社してすぐ配属になるケースはまれだといわれています。だからといって、中途採用で内部監査への転職ができないというわけではありません。転職サイトの情報を見ると、総務や法務として内部監査に携われる求人が多くあります。転職を考える際は内部監査のみの求人だけでなく、管理部門全体の情報から企業を探すとよいでしょう。

(※4)参考:求人ボックス 給与ナビ 内部監査の仕事の年収・時給・給料

転職サイトを利用するメリット

内部監査へのジョブチェンジを考える際、転職サイトの利用を検討する人は多そうです。転職サイトが、忙しい社会人にオススメである理由を理解しましょう。

手軽に求人を探すことができる

転職サイトを利用すると、ほかの方法と比べて求人を手軽に探せます。ハローワークや転職イベントでの求職活動は、時間が合わずなかなか参加できない人も多そうです。転職サイトはスマホからアクセスできるため、わざわざ貴重な時間を割かなくても自宅や職場から気軽に利用できます。何千もの求人の中から自分好みの検索条件で情報を見つけられるので、手軽に効率よく企業探しができるでしょう。

自分のペースで転職活動を進められる

転職サイトは登録から採用活動まで一人で行うので、自分のペースで就活を進められます。転職エージェントのように担当アドバイザーがいると、就活を自由に進められないと感じる人も少なくないでしょう。転職サイトは第三者の介入がない分、自分が就活を頑張りたい時に集中して進められます。また、転職を急いでいるわけではなく、とりあえず情報収集から始めたいという社会人にもオススメです。

コンサルタントと面談しなくてもいい

転職サイトはサービスの特性上、コンサルタントとの面談がありません。前述した通り、転職エージェントやハローワークでは、サービス開始時に第三者との面談が必要です。転職における希望が定まっていない状況では、具体的なサービスを開始できなかったり内容にすれ違いが生じたりする可能性があります。転職サイトは他者の介入がないため、情報収集段階の人でも気軽に利用できます。まだ転職希望分野が決まっておらず、サービスを利用しながら考えたい人にも向いているでしょう。

転職サイトを利用するデメリット

転職サイトは非常に便利なサービスですが、気をつけたい注意点があることも事実です。転職サイトの一般的な仕組みをよく理解した上で、登録を検討しましょう。

エージェントが独占する非公開求人へ応募できない

転職サイトでは、転職エージェントのように非公開求人への応募ができません。非公開求人とは、転職エージェントだけが持つ公式に公表されていない企業情報のことです。情報が公に出回っていないので、自分とマッチする企業を見つけやすいという特徴があります。ただし、転職サイトのみの登録では、非公開求人を探せず応募もできません。非公開求人が気になる場合は、転職サイトと同じ会社が運営する転職エージェントにも登録し情報を集めるのがオススメです。

自力で転職活動を進めなければならない

転職サイトにはアドバイザーがつかないので、自力で転職活動を進めなければなりません。転職エージェントやハローワークでは、求職者の経歴に近い求人を探してくれます。後述する書類添削や面接対応も、アドバイザーが行ってくれる独自のサービスです。転職サイトは求人情報の掲載にとどまるため、採用試験対策には対応できません。自力での転職活動が不安な人は、自己分析ツールがある転職サイトを利用し自分に合う企業を探すのがオススメです。

書類添削や面接対策を受けられない

転職サイトにはアドバイザーがいないため、書類添削や面接対策を受けられません。転職エージェントやハローワークでは、転職活動において必要なアドバイスを受けられます。しかし、転職サイトだけの利用ではアドバイザーがつかないため、書類準備から面接対策をすべて自分でこなさなければなりません。自力での転職活動に不安のある人は、アドバイザーのつくサービスを並行利用してもよいでしょう。

内部監査の転職にオススメの転職サイト

転職サイトのメリット・デメリットを理解したところで、実際に利用できるサービスが気になる人も多そうです。ここでは内部監査にオススメの転職サイトを5つ紹介するので、登録の参考にしましょう。

WARC AGENT|プロフェッショナル人材と企業を繋ぐ

WARC AGENTは、キャリアアップや収入増を望む求職者が集まる人材紹介会社です。

この会社の特徴的な点は、企業が直接、求職者にスカウトを送ることができるシステムにあります。求職者のスキルや経験に興味を持った企業は、積極的にスカウトを行い、理想的な候補者を見つけやすいという利点があります。また、求職者は専門のキャリアコンサルタントのサポートを受けており、そのアドバイスに基づいて転職活動を行っているため、質の高い人材が多いのが特徴です。

高収入層やキャリアアップを目指す人材が多く登録しているため、専門職やスペシャリスト向けの求人にも強みを持つこの会社は、高年収や給与アップを目指す求職者に適しています。

働き方

正社員、契約社員

取扱職種

経理、財務・開示、労務、人事、総務、管理部長、経営企画、CFO、法務、内部監査、IR、PR、情報システムコーポレートIT

取扱業界

IT、インターネット、メーカー、コンサルティング、商社、流通、小売・サービス、広告・マスコミ、エンタメ、金融・不動産・建設、医薬・医療・メディカル、インフラ・公共、その他

求人対応エリア

日本全国

費用

無料

運営会社

株式会社WARC

公式サイト

https://agent.warc.jp/

リクナビNEXT

こんな人にオススメ!

  • 数多くの求人から企業を探したい人
  • 働き方にこだわりがある人

リクナビNEXTは、業界トップクラスの公開求人数を誇る転職サイトです。自ら企業に応募できるだけでなく、待っているだけでオファーをもらえる便利な機能も利用できます。求人検索では細かい設定が可能なため、在宅ワークや副業を希望する人にもオススメです。

働き方

正社員

取扱職種

経理、財務・開示、労務、人事、総務、管理部長、経営企画、CFO、法務、内部監査、IR、PR、情報システムコーポレートIT

取扱業界

IT、インターネット、メーカー、コンサルティング、商社、流通、小売・サービス、広告・マスコミ、エンタメ、金融・不動産・建設、医薬・医療・メディカル、インフラ・公共、その他

求人対応エリア

日本全国、海外

費用

無料

運営会社

株式会社リクルート

公式サイト

https://next.rikunabi.com/

doda

こんな人にオススメ!

  • 業界最大級の10万件以上の求人から企業を探したい人
  • エージェントサービスも気になる人

dodaは、転職における総合的なサポートを受けられる転職サイトです。求人探しだけでなく、転職エージェントに登録しプロのスタッフからアドバイスをもらうこともできます。

エージェントサービスでは、面接や書類作成の手厚いサポートが可能です。一人で転職活動を進めるのが不安な人や、自分のやり方が合っているかわからない人にオススメと言えます。

働き方

正社員、契約社員、パート・アルバイト

取扱職種

経理、財務・開示、労務、人事、総務、管理部長、経営企画、CFO、法務、内部監査、IR、PR、情報システムコーポレートIT

取扱業界

IT、インターネット、メーカー、コンサルティング、商社、流通、小売・サービス、広告・マスコミ、エンタメ、金融・不動産・建設、医薬・医療・メディカル、インフラ・公共、その他

求人対応エリア

日本全国、海外

費用

無料

運営会社

パーソルキャリア株式会社

公式サイト

https://doda.jp/

ビズリーチ

こんな人にオススメ!

  • ハイクラス転職を視野に入れている人
  • 企業からスカウトを受けたい人

ビズリーチは、経営幹部や管理職でのハイクラス転職を強みとする転職サイトです。2021年1月時点で、年収1,000万円越えの求人が全体の1/3以上を占めています。

スカウト制度では今まで出会えなかった企業とマッチングする可能性もあるため、転職の選択肢を広げたい人にもオススメです。

働き方

正社員

取扱職種

経理、財務・開示、労務、人事、総務、管理部長、経営企画、CFO、法務、内部監査、IR、PR、情報システムコーポレートIT

取扱業界

IT、インターネット、メーカー、コンサルティング、商社、流通、小売・サービス、広告・マスコミ、エンタメ、金融・不動産・建設、医薬・医療・メディカル、インフラ・公共、その他

求人対応エリア

日本全国、海外

費用

無料

運営会社

株式会社ビズリーチ

公式サイト

https://www.bizreach.jp/

マイナビ転職

こんな人にオススメ!

  • 総合型転職サイトを利用したい人
  • 35歳以下の若手の人

マイナビ転職は、利用者数770万人を誇る日本最大級の総合型転職サイトです。35歳以下の登録者が全体の半数を占める、若手採用を強みに掲げたサービスでもあります。まずは大手の総合サイトを利用し、幅広く求人を探したい人にオススメです。

働き方

正社員、契約社員

取扱職種

経理、財務・開示、労務、人事、総務、管理部長、経営企画、CFO、法務、内部監査、IR、PR、情報システムコーポレートIT

取扱業界

IT、インターネット、メーカー、コンサルティング、商社、流通、小売・サービス、広告・マスコミ、エンタメ、金融・不動産・建設、医薬・医療・メディカル、インフラ・公共、その他

求人対応エリア

日本全国

費用

無料

運営会社

株式会社マイナビ

公式サイト

https://tenshoku.mynavi.jp/

内部監査の仕事内容を知り転職を目指そう

内部監査は専門性や希少性が高く、場合によっては収入アップを狙える職種です。内部監査の仕事内容や転職事情をよく理解した上で、自分に合った転職サイトを利用しジョブチェンジを目指しましょう。

なお、内部監査へのジョブチェンジには、転職エージェント・WARC AGENTの利用がオススメです。管理部門専門サイトを利用し、スムーズな転職を目指しましょう。

著者画像

株式会社WARC

WARCエージェントマガジン編集部

「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに、ハイクラス人材紹介事業を展開しているWARC AGENT。WARCエージェントマガジン編集部は、このビジョンを支えるために、転職者に役立つ情報を執筆し、個々のキャリア形成をサポートしていきます。