この連載では、ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた「ベンチャー企業で活躍するハイクラス人材」の方々にインタビューをしています。ベンチャー企業へ転職をした理由や実際に働く上でのやり甲斐など、「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っています。今回は、OLTA株式会社にてご活躍されている久我さんにお話を伺いました。
Profile
久我 剛人
OLTA株式会社 COO兼ビジネスグループ長
ランドスケイプ、PwC、DeNA、Azitを経てOLTAに参画。DeNAではEC・メディア・ヘルスケアの事業責任者を担当。スタートアップのAzitではビジネス部門の執行役員として事業推進に従事。
株式会社WARC
WARC編集部
「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに、ハイクラス人材紹介事業を展開しているWARC AGENT。WARCエージェントマガジン編集部は、このビジョンを支えるために、転職者に役立つ情報を執筆し、個々のキャリア形成をサポートしていきます
久我 剛人
久我 剛人
その後、PwCに入社して新規事業や営業、マーケティング戦略立案・実行支援のコンサルティングを担当。そこから10年程はインターネット業界に所属し、DeNAとAzitを経て、ECやメディア、ヘルスケア、モビリティなど、事業フェーズは違いますが責任者として事業成長にコミットしてきました。そして1年半前にOLTAにジョインし、今はCOOとして2つの事業と人事部門の管掌役を担っています。
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DeNAに入社して、そこからメガベンチャーやスタートアップに挑戦されていますが、最初からベンチャーにチャレンジしたいと考えていましたか?
久我 剛人
当初から、今ない新しい価値を世の中に創り出していく中で、スピード感を持って取り組むことの出来る場所に身を置きたいと考えていました。
DeNAでは、事業によって組織メンバーが多くて300人、通常は数人から数十人でした。DeNAには長くいたこともあり、DeNAとして大事なことや意思決定の際には経営陣に相談していました。
久我 剛人
しかし、そのような経験の中で、経営的な意思決定でまったく異なる考え方に触れたい、より規模が小さい場所で事業を伸ばしていきたい、事業のみならず会社を育てていくことをしてみたいと思うに至り、スタートアップへと転職しました。
株式会社WARC
今の会社でのメインミッションも改めて教えてください。
久我 剛人
大きく分けて2つあります。1つは、現在提供している2つのプロダクトの事業をしっかりと伸ばし次の事業フェーズに進めること。そしてもう1つは、それを実行していくための組織作りです。
久我 剛人
入社した当時から、オンラインファクタリング事業である「OLTAクラウドファクタリング」に加え「INVOY」という請求書の発行作成サービスがありました。OLTAクラウドファクタリングは、GoToマーケットで1を10にしていくフェーズですが、INVOYは0から1のフェーズです。OLTAクラウドファクタリングは請求書を買い取るプロダクトで、INVOYはその手前のプロセスである請求書作成・発行を支援するプロダクトでした。
久我 剛人
その中でINVOYは、請求管理のみならず、入出金管理の領域の支援にもニーズ・価値があることを見出して請求書の発行作成ツールから入出金プラットフォームに進化させようとしています。
株式会社WARC
入社前後でイメージのギャップはありましたか?
久我 剛人
そんなにイメージの違いはありません。思った以上に温かく迎え入れてくれて、仲間がハートフルでした。私が入社した時は、コロナの影響でリモート環境下でしたが、誰に質問をしても快く時間を割いてくれたので、スムーズにキャッチアップすることができました。
久我 剛人
OLTAは、社員の約半分が金融業界出身です。今まで一緒に働いたことのないようなバックグラウンドの方が多いですが、会社の文化としてはダイバーシティーがあると感じています。ネット側と金融側の意見が適度に混ざり合っていて良い反応を起こしているなと思います。大企業出身とベンチャー出身の考え方の違いを感じたりする時もありますが、カルチャーとしては一本化されていると思います。
久我 剛人
実際に仕事をしていく中で感じることは、ベンチャーという環境なので潤沢に人がいるわけではないため、マルチタスクを担いがちです。しかし、こぼしてしまいそうなタスクがある時に、まわりがさっと声をかけて手伝ってくれるので、チームとしてのパフォーマンスを最高にするための心構えや行動指針は非常に強い。それは過去に自分が働いていた環境と比べても、特徴的且つ印象的です。
株式会社WARC
メンバーの方々がそれを体現されているのが素敵ですね!入社してから様々な経験をされたと思いますが、その中でも特にエキサイティングだった仕事は何ですか?
久我 剛人
常に今が1番エキサイティングだと思っています。2つのプロダクトの提供価値を磨き込んで一人でも多くのお客様に届け、更にそれを良くしていけるかどうかが1番エキサイティングな瞬間だと思っています。
久我 剛人
久我 剛人
だからこそ、お客様に選んでいただける事業に昇華するためのチャレンジはとてもエキサイティングだと思っています。ゆくゆくは、”OLTAする”と言う言葉が一般用語になればいいと社内でも言っています(笑)
株式会社WARC
仕事がとても大好きな気持ちが伝わってきました!また、COOとして事業開発や事業作りをしていく醍醐味をお聞かせください。
久我 剛人
COOというのは役割の違いでしかないので、このタイトルがあるからこうしなければならないということはありません。新しい価値をより多くのお客様に届け、もっと良くしていく、という目的に対して最前線でお客様やマーケットに向き合えるのが1番の醍醐味です。
久我 剛人
株式会社WARC
日本を元気にして、世の中を変えていっていると感じます!改めて事業作りをする上でどんな組織やカルチャーが良いと思いますか?
久我 剛人
現状に満足せずに、常に先を考えることは非常に大事だと感じます。皆が事業を俯瞰的に捉えて自分のやることを自律駆動でやりきることが、結果として個としてだけでなくチームとしても大きな結果に結びつきます。組織としてパフォーマンスを最大限に高めるために、「個人としてもしっかりとプロフェッショナルであれ」ということを、OLTAはバリューでも掲げ大事にしています。
久我 剛人
事業をやっていると思い通りにいかない時もありますが、下を向かずにラーニング&チャレンジを続けられるチームは強いです。1勝10敗でも諦めずにやること、最後までやり続けたチームが勝つと思っています。事業作りや組織作り、カルチャーはDeNAで学んだ事を大いに参考にしています。
株式会社WARC
素晴らしいですね!今後のキャリアについても何かお考えですか?
久我 剛人
今後のキャリアについてどう築いていきたいかという考えは特にないのですが、歴史の年表に引っ掻き傷をつけるような仕事をしたいとは常々考えています!
株式会社WARC
そういったお考えはとても素敵です。最後にベンチャーにチャレンジしたい方へ一言お願いします。
久我 剛人
ベンチャーにチャレンジしたいと思う理由は、人によって変わると思っています。もっと裁量権を持ちたい、もっと成功したいなど色々あると思いますが、理由はなんでもよく、まずは飛び込んでみてからだと思います。身を投じてみないとわからないことがあるので、まずは自分で味わい、思いついたらすぐ行動が大事だと思います。
久我 剛人
私自身がOLTAに入社することを決めたのは、子どもの未来に資する事業をやりたいと思っていたことに起因しています。今の子どもたちが大人になった時に解決しなければならない課題は沢山あると思っていて、今の社会での課題は自分達世代でなんとか解決し、その先で生まれてくる課題は自分達でなんとかしなさいと思っています。
久我 剛人
株式会社WARC
良いお話を聞けてよかったです。最後に、OLTAに向いているなと感じるのはどんな方ですか?
久我 剛人
OLTAには、現状に満足せずに常に先を考えることが好きな方がほとんどです。また、「誰が言ったかではなく、何を言ったか」を大事にするカルチャーで、そういったものをいいねと思える人は多くいます。
久我 剛人
株式会社WARC
改めて挑戦されていると感じて私もワクワクしました!お話を聞かせていただきありがとうございます。
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