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転職者インタビュー
2024/03/25 更新

【インタビュー】 株式会社BuySell Technologies/テクノロジー戦略本部 情報システム部・戸澤さん

この連載では、ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた「ベンチャー企業で活躍するコーポレート人材」の方々にインタビューをしています。ベンチャー企業へ転職をした理由や実際に働く上でのやり甲斐など、「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っています。今回は、株式会社BuySell Technologies(以下、バイセル)にてご活躍されている戸澤さんに、本シリーズ初の対面形式でお話を伺ってきました。

Profile

戸澤 左斗士

戸澤 左斗士

株式会社BuySell Technologies テクノロジー戦略本部 情報システム部

2010年から株式会社ぐるなびに入社し、情報システムでの業務を担当する。
その後、PCキッティング業務、ヘルプデスク業務からはじまり、10年の間多くのSaaS製品の運用経験や製品導入のプロジェクトマネージャーなどを経験する。2022年2月よりバイセルへ入社し、現在もSaaS製品やSlack管理運用などを行っている。

向井 達也(Mukai Tatsuya)

向井 達也(Mukai Tatsuya)

キャリアアドバイザー / 副事業部長

大学卒業後、新卒で学習塾に就職。2社目の学習塾から転職しようとした際、エージェントを使ったことをきっかけに人材業界へ飛び込む。
その後、約6年間エンジニア職をメインに支援を担当。2020年に当社入社後は、WARCエージェントの情シス・コーポレートIT支援責任者を担当。
特技は料理と、水の量を決めたら大体ちょうどのところで蛇口を止めること。将棋アマ初段で現在は二段を目指して奮闘中。

戸澤さんはバイセル様に入社された際が情報システム領域では初めての転職活動だったため、ご自身の市場価値を把握しておらず、自分自身の経験が他社で評価されるとも思っていなかったとのことです。
そんな戸澤さんに、改めて今までのご経歴や当時考えていたことを振り返っていただきました。

役者業・声優業から情報システム領域へのキャリアチェンジ

戸澤 左斗士

向井さんに最初にお会いしたのが2022年6月で、そこから約半年間やり取りをしていましたね。その後2023年2月に現職のバイセルに入社して、半年くらい経ちましたがなんだか懐かしい感じがします。

向井 達也(Mukai Tatsuya)

そうですね、久しぶりにお話できて嬉しいです。本日はどんな経緯でご転職に至ったか、いまどんなご活躍をされているのかお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

戸澤 左斗士

私の経歴は少し特殊なのですが、上京後、最初は声優業・役者業をやっていました。声優として仕事を始めて行った、あるゲームソフトの声優オーディションをインターネット経由で応募して偶然通過したのがきっかけです。

戸澤 左斗士

驚いたのは数時間で数万円もらえるような仕事で、単純に割の良い仕事だなぁと思って声優業界・役者業界に飛び込みました。その後は声優の学校に通いながら色々と活動をしていたのですが、当たり前ですが単純にそれだけで食べていくのは難しいと感じ、元々こだわりもなかったのもありましたのですぐに断念しました。

戸澤 左斗士

その後はコールセンターなどでフラフラとアルバイトをする日々を過ごしていたのですが、しばらくしていたらそこが業績不振となり整理解雇となってしまいました。

戸澤 左斗士


そんな時に、コールセンターでお世話になっていた上司から「パソコンのキッティングなどをする仕事があるんだけど興味ある?」と声をかけていただいて、そこから情報システム領域のキャリアがスタートしました。元々自分はパソコンを触ったりするのは好きで、得意分野でもあったので、それを覚えてくださっていてお声がけいただいたみたいです。

戸澤 左斗士

それから入社したのが、前職のぐるなびになります。実は面接を受けるつもりでオフィスに行ったらそれが初出勤日でした(笑)
最初はキッティングの仕事から始めましたが、徐々に任される業務が増えてきて、仕事自体も面白く取り組めるようになり、業務派遣から正社員になって気づいたら10年近く在籍していました。

向井 達也(Mukai Tatsuya)

未経験から始めた情シスの仕事だったと思いますが、ご自身のどこに適性があったと思いますか?

戸澤 左斗士

当時の会社での情報システムの仕事は、システムの管理なども行う部署でありながら実はかなり総務的な立ち位置でもありました。そのため社内の色々な方とコミュニケーションを取って進めていく必要があったのですが、私は人と話すのがあまり苦に感じない部分がありましたので、その点で適性があったのではないかと思います。

戸澤 左斗士

あとは先程も申し上げましたが、パソコンを扱う事が比較的得意だったので業務内容へのキャッチアップに時間はかかりませんでした。

これまでの経験が、企業から評価されるものだと気づいた瞬間

向井 達也(Mukai Tatsuya)

前職のぐるなびさんには約10年間在籍されていたと思いますが、転職を決められた背景を教えていただけますか?

戸澤 左斗士

前職で長年お世話になった先輩が退職されたことをきっかけに、転職を考えるようになりました。「10年後同じ会社で働けるのかな?」とか「何かあった時に、年齢的にこれから自分は別会社に転職できるのかな?」とか、将来について漠然と考えるようになって、一度外に目を向けてみようと思いましたね。

戸澤 左斗士

また、前職ではほとんど毎日出社していたのですが、最後の1〜2年ほどはコロナ禍でリモートワークになったことも背景にありました。チームメンバーと顔を合わせないことで会社への帰属意識みたいなものが薄くなっていく感覚があり、そうした考えもあって、別の会社へ目線が向くようにもなりました。それを機に転職のタイミングも考えるようになりました。

向井 達也(Mukai Tatsuya)

今回情報システム領域では初めての転職活動を経験されて、感じたことはありましたか?

戸澤 左斗士

人生で初めて自分のキャリアを考えることが出来ました。当初は「僕で大丈夫なのかな」とすごく不安になることもあったんです。ただ、もし自分のことを高く評価してくれて、自分を求めてくれる企業があるなら応えてみたいと思い、転職活動をスタートさせました。

戸澤 左斗士

スカウトサイトに自身のスキルを公開したり面接を受けたりした時に、SaaSの運用経験やCASBの導入といった、自分にとってはそんなに大きなことでないと思っていた経験が、多くの企業から評価していただけて驚きました。1社で長く働いていたからこそ、SaaS製品に触れる機会が増えたり、SSO処理・認証を勉強することができたので、その点で長く働いていて良かったなと感じましたね。

戸澤 左斗士

ベンチャー業界において最近は1社に長くいた人よりも、様々な環境を見てきた人の方が求められる傾向がありますが、戸澤さんのように1社に長くいた人のキャリアの積み方は、同じような方々が転職活動をする際にとても参考になると思います。

戸澤 左斗士

ありがたいことに、前職では色々な仕事を任せてもらえてたので、たくさん苦労することもあって。その時の苦労話がバイセルの面接で活きました。バイセルの面接って、ほとんど雑談に近いような面接だったんです。なので緊張せず気軽に話せたこともあり、面接官とお互いに業務の大変さについて共感し合う場になっていましたね。

戸澤 左斗士

ただ、あまりにも面接がとんとん拍子に進んでしまって、「自分で大丈夫かな?」「適正に評価してもらえているのかな?」と不安に感じることもありました。それでも、結果としてバイセルが受け入れてくれて、現在とても良い環境で仕事させてもらっていると感じています。

向井 達也(Mukai Tatsuya)

新しい環境にはすぐ馴染めましたか?

戸澤 左斗士

こうしたシステム関係だと珍しいタイプかも知れませんが、私はもともと仕事について「絶対にこういう進め方をするべきだ、これにはこうあるべきだ」等の意見やこだわりはないんです(笑)

戸澤 左斗士


もちろん、それぞれのタスクを把握して実行に移すということが前提ではありますが、求められることに柔軟なスタンスでありたいと思っていて、業務をしておりますので、すぐにバイセルのカルチャーや方針に合わせられることが出来たんじゃないかなと感じています。

良いベンチャーは、情報システム部門に投資をする

向井 達也(Mukai Tatsuya)

バイセルさんで働かれてみて、ベンチャー企業における良い情報システム部門とはどんなものだとお考えですか?

戸澤 左斗士

会社規模や情シスの規模で考えると前職よりも大きいため、バイセルはベンチャー企業だとは特段意識していませんでした。事業が成長しているベンチャー企業は、管理部門や情報システムにリソースを割く事が二の次になってくることが多いのですが、バイセルではそこにきちんと目を向けられていて良い環境だと考えています。

戸澤 左斗士

バイセルでは、情報システムの知識を物凄く持っているというよりは、お人柄がカルチャーにフィットしているかどうかの方を重要視しています。今の時代、専門領域の中でわからないことが出てきてもネットで調べればある程度の知見やノウハウがすぐ出てきますし、正直なところ知識は後からでもつけられると感じます。

戸澤 左斗士

私が言うのも何ですが、情シスやエンジニアバックグラウンドの方はかなり個性的な方が多い傾向があると思います。
ですが、情シスは人と協調してやっていく仕事なので、個性的でも周りとコミュニケーションがうまく取れるのが一番大切だと感じています。実際、私のチームは業務中も毎日笑いが絶えない環境です。それでいて凄いバックグラウンドのメンバーが揃っていたりするので、恵まれていると思っています。

向井 達也(Mukai Tatsuya)

戸澤さんご自身もバイセルさんの内定が出てから転職するかどうか少し悩んでいらっしゃいましたが、同じく転職するか迷っている方に向けて何か一言いただけませんか?

戸澤 左斗士

転職をする際には「自分で通用するのか、僕の経歴で大丈夫なのかな?」と不安に感じるところもありましたが、結果的には転職して良かったなと思っています。

戸澤 左斗士

転職したことによって視野がすごく広がったと感じました。具体例を挙げると、前職ではフィットしなかったサービスも、現職ではフィットしそうと考えて導入してみたり。前職での経験を活かして相対比較しながら進めることで、考えもしなかったことにチャレンジ出来ていることはとても良い経験になっています。

戸澤 左斗士

転職自体はリスクもあることだとは思います。なんとなく今の自分の中で行き詰まりを感じている方は、人生の選択肢の一つとして転職活動をしてみるのもおすすめです。活動する中で自身のキャリアと向き合った上で転職しても良いし、もう少し現職で働いてみようという結論になるのでも良いと思います。転職活動を通じて、自分の能力やスキル、考え方みたいなものも整理できたので、自分の人生にとってすごくいい経験になったなと振り返っています。

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株式会社WARC

向井 達也

レバレジーズに入社し、IT領域を中心とした人材紹介事業に従事。その後ベンチャー企業の紹介事業においてグロースフェーズに携わり、2020年WARC入社。現時点でのキャリアやスキルを掘り下げ、潜在的な希望を引き出すキャリアアドバイスを心がける。ベンチャー、スタートアップにおける情報システム部門に強みを持ち、国家資格キャリアコンサルタントを保有。