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転職者インタビュー
2024/09/17 更新

【インタビュー】 ガラパゴス 豊田さん

この連載では、ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた「ベンチャー企業で活躍するコーポレート人材」の方々にインタビューをしています。ベンチャー企業へ転職をした理由や実際に働く上でのやり甲斐など、「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っています。今回は、株式会社ガラパゴスにてご活躍されている豊田さんにお話を伺いました。

Profile

豊田 俊輔

豊田 俊輔

株式会社ガラパゴス 社長室 広報PRチーム

大学院卒業後、新卒で株式会社リンクアンドモチベーションに入社。経理財務チームにて、IFRS(国際会計基準)での連結決算業務を担当。財務諸表と四半期報告書の制作、監査法人との折衝、経営陣への月次決算報告に従事。また、ITチームと連携し現場担当者の負担を減らすためのシステム導入を主導。2021年6月にガラパゴスに入社。2021年9月の資金調達リリースへの対応を経て、現在は、従業員エンゲージメント向上のためのインターナルコミュニケーションをメインで担当。

株式会社WARC

株式会社WARC

WARC編集部

「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに、ハイクラス人材紹介事業を展開しているWARC AGENT。WARCエージェントマガジン編集部は、このビジョンを支えるために、転職者に役立つ情報を執筆し、個々のキャリア形成をサポートしていきます

経営と現場双方に影響を与えられるコーポレートを志して転職

株式会社WARC

本日はよろしくお願いします!まずはこれまでのご経歴を含め、自己紹介をお願いします。

豊田 俊輔

東京工業大学大学院を卒業後、リンクアンドモチベーションに入社しました。学生時代アメフト部に所属していたことから、チーム作りに関心があり、組織人事コンサルタントに興味を持ちました。その中でも、リンクアンドモチベーションは、社風や社員の方々の魅力を強く感じて入社を決意しました。

豊田 俊輔

入社後、すぐに組織人事コンサルタントになると思っていたら、コーポレートへ配属になりました。そこで、経理として子会社約20社を含む、月次での決算報告や四半期決算業務に携わりました。約3年在籍した後に、2021年6月に現在のガラパゴスへ入社しました。

株式会社WARC

転職を考えはじめたきっかけと最終的にガラパゴス社に決められた理由を教えてください!

豊田 俊輔

ベンチャーへチャレンジしたい!という思いと経理以外の職種も経験したく、転職を考え始めました。ベンチャーを志望したのは、経営と現場の距離が近く、コーポレートとして双方に良い影響が与えられるのではないか、と考えたからです。コーポレートの仕事は好きですし、経理として会計を学び、数字からビジネスの実態を把握することの重要性は感じており、経営陣の意思決定を数字でサポートすることもとても大事だなと理解しています。

豊田 俊輔

一方で、結果の集計や大きな組織内でのルールや規則の改善のみに囚われ、新しく価値を生み出すことはできているのかと疑問に思うこともありました。そこで、経理としての経験を活かしながら、幅広い経験が積める機会を求めていました。

豊田 俊輔


ガラパゴスに決めたのは、大きな夢を持つ成長中の企業であることと、立ち上げ直後の社長室というポジションへの配属にワクワクしたこともあり、入社を決めました。

株式会社WARC

現在のメインミッションをお聞かせください。

[right_balloon:toyota_shunsuke]入社した直後から同期入社の上司と社長室を作り、PR部門の立ち上げを行いました。当時、広報経験のあるメンバーがいなかったので、社長も交えて日々模索しながら業務を行っていました。今年の1月に広報経験のあるマネージャーが入社し、内外への発信強化に広報チームとして取り組んでいます。個人のミッションはインターナルコミュニケーションによる社内のエンゲージメント向上で、 社内ラジオや新規に立ち上げた社内報でのコンテンツ発信を遂行しています。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]毎月10数名の新しい仲間が入社してくれている中で、フルリモート環境のガラパゴスでは、早期の戦力化やチーム作りが会社の事業成長や各個人の幸せに大きく関わっていると感じます。社内向けの取り組みがほぼなかった状態からのスタートで、どのように会社全体に対してインパクトを残せるか、非常にやりがいを感じながら取り組めています。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]年齢も職歴も、働き方や価値観も多様な方々が集まっており、全国各地に社員がいます。オフラインにて全員で集まって何か実施するというのは難しい状況ですが、一人ひとりのニーズを把握しながら、会社の意見や意思を押し付けるのではなく、個人と会社がお互いに歩み寄れるよう、丁寧にコミュニケーションすることを心がけています。地道なことを積み重ねていくのは大変ですが、メンバーから「毎週のラジオが楽しみです!」などコメントをもらえると嬉しく、やりがいに繋がります。[balloon:end]

BADニュースこそ共有して一緒に乗り越えていくカルチャー

[left_balloon:warc_editor]入社前後で会社に対するイメージに変化はありましたか?[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]イメージと違い、ポジティブな印象を持った点が2点あります。 1点目は、当社フィロソフィー『プロセスとテクノロジーで人をよりヒトらしく』という考え方の実践ぶりです。プロセスを因数分解して可視化して、テクノロジーでできることはどんどん自動化。クリエイティブな人にしかできないことに集中していくことが、各部署に浸透しています。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]また、2点目は、スピード感が驚くほど速いということです。前職でも、スピード感を持って動いていたつもりでしたが、さらに早いですね。経理職のように明確な期日とアウトプットが定まっていないこともあり、変化にすぐ対応し頭を切り替えることが常に求められます。これまで経験したことのない業務ばかりで、チャレンジングな日々です。[balloon:end]

[left_balloon:warc_editor]ご自身としても会社としても新しいことにチャレンジされていて、業務量も多いと思うのですが、実際はいかがですか?[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]個人的にはプライベートを犠牲にするという考えはないですし、社内に子育てされている方も多く、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを出すことを全員が意識しています。残業時間なども共有して、1人に負荷がかかったりトラブルが発生していたら、チームで解決していく、BADニュースこそ共有して一緒に乗り越えていくというカルチャーなので、安心して働けています。[balloon:end]

[left_balloon:warc_editor]これまでにエキサイティングだったエピソードはありますか?[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]昨年9月に実施した、シリーズAで約11億円の資金調達のリリースを広報として担当したことがエキサイティングでした。入社からわずか3ヶ月後に約11億円の資金調達、社内で動けるのは自分ひとりという状況でした。ニュースバリューもあって責任重大。PR効果を最大化したいが広報の経験はなし。社内外の知見のある方々にアドバイスをもらいながら、どうにかこうにかリリースに漕ぎ着けました(笑)[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]結果として日経新聞をはじめ、様々なメディアに掲載されまして、実際の紙面をみた時は、頑張りが報われた気がしてとても嬉しかったですね。[balloon:end]

変化をポジティブに受け止め適時連携できる組織を目指して

[left_balloon:warc_editor]豊田さんの考える良いベンチャー企業のコーポレート組織とはどのようにお考えですか?[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]変化が激しいことを受け入れられる人たちが集まっていること、変化をポジティブに感じられる人、もしかしたら”一般的なコーポレートらしくない人”たちがベンチャーのコーポレート組織に求められていると思います。組織が拡大しチームができていくと、それぞれ分業しながら役割が定まっていくため、ともすれば自身が管轄する業務だけに囚われがちですが、他チームの動向をお互いに把握できている状態にしていくことが重要です。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]変化に1チームだけで対応していると、コーポレート組織全体では後手後手になってしまい、会社全体に悪影響が生じかねません。常に情報が連携されコーポレート組織全体に余裕があり、未来に向けたチャレンジにも積極的に取り組める組織がいいのかなと思います。[balloon:end]

[left_balloon:warc_editor]豊田さんから見て改善していかなければいけない課題はありますか?[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]広報として、社内外の多くの方々の共感を獲得して、ガラパゴスを好きになってもらう必要があります。社外に関してまずは、認知度を高めたいと思っています。今は、知る人ぞ知るスタートアップだと思っていて、これから多くの人に価値を提供するためには、もっともっと知ってもらう必要があります。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]そのためにガラパゴスはどんな会社で、何を目指してどんな人たちが集まっている会社なのかを言語化しています。そのプロセスの中でメッセージを研ぎ澄まし、それを発信していくことに取り組んでいきたいです。また、自身が何者か定義することは、社内エンゲージメント向上についても、良い影響があるのではないかと思っています。[balloon:end]

[left_balloon:warc_editor]今後の豊田さんのキャリアについてお聞かせください。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]日々刺激を受けながら仕事して、見えていなかったものが見えてくることで、新たな視点を獲得することが好きなので、自分で自らの可能性を狭めずに職種に拘らずチャレンジし続けたいです。関わった方々が喜んでくれるような、価値のある仕事をもっともっとできるようになりたいです。[balloon:end]

[left_balloon:warc_editor]最後に、これからベンチャーに挑戦される方へ一言お願いします。[balloon:end]

[right_balloon:toyota_shunsuke]ベンチャーでは、チャレンジングで楽しい日々を送ることができます!裁量もあり、自分の仕事が会社に与える影響が大きくなるので、お客様や世の中へ貢献していることを感じられやすくなると思っています。 日々のルーティンワークに飽き飽きしており、変化が欲しい方はぜひ挑戦してみてください![balloon:end]

[left_balloon:warc_editor]本日はありがとうございました![balloon:end]

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WARCエージェントマガジン編集部

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