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「CFOの職務経歴書や履歴書って、何を書けば即戦力と評価されるの?」とお悩みの方も多いでしょう。CFOの書類選考では、華やかな肩書きよりも設計思想が問われ、評価ポイントを押さえて作成することが重要です。
本記事では、役員人事が重視する評価軸と具体的なテンプレートを提示します。提出前の最終確認として、ぜひご活用ください。
CFO採用で見られるのは肩書きではなく、成果を再現できる構造を持っているかどうかです。
以下で3つの評価ポイントを確認していきましょう。
資金調達は「総額」だけでなく、条件設計と経営インパクトまで示して初めて評価対象になります。役員人事が見ているのは、いくら集めたかではなく、資本コストや希薄化、財務リスクをどう最適化したかという意思決定の質です。
職務経歴書では、エクイティとデットの組み合わせ、調達背景、条件改善、キャッシュフローへの効果を因果関係で示します。たとえば「総額〇〇億円調達→平均金利△%改善→年間利息〇億円削減」といった流れがあると、再現性が伝わります。
一方、履歴書では成果の詳細を書き込まず、CFO・執行役員などの役職、在籍期間、ポジションを事実ベースで簡潔に記載することが重要です。
CFOは守りの財務責任者ではなく、P/Lを動かす経営パートナーとして評価されるでしょう。売上成長率、営業利益率、ROEやROICといった指標を、どの局面でどう改善したのかが判断材料になります。
職務経歴書では、成長投資の判断、不採算事業の整理、管理会計導入などの施策と、数値改善を結びつけて記述します。単なる実績の羅列ではなく、「どの課題に対し、どんな打ち手を打ち、結果どう変わったか」を示す構造が有効です。
履歴書では、担当フェーズや責任範囲を明示し、成長段階(上場企業・IPO準備など)を簡潔に整理することが評価につながります。
部下人数だけでは不十分で、統括した機能と統制の仕組みまで語れてこそCFOの価値が伝わります。経理・財務・IR・内部監査などをどのように束ね、意思決定の精度とスピードを高めたかが焦点になるでしょう。
職務経歴書では、組織再編、役割定義、決算早期化、J-SOX対応、IPO体制整備など、体制構築の成果を具体的に示します。「決算T+10日をT+5日に短縮」「初年度監査指摘ゼロ」といった成果は、ガバナンスの強度を示す指標です。
履歴書では、役職・部署・管掌人数を整然と記載し、マネジメント規模を事実として提示することで、比較可能な書類に仕上がります。
CFOの職務経歴書は「成果を再現できる設計図」として構成することが重要です。単なる経歴の羅列ではなく、経営インパクトを軸に読み手が即座に実力を判断できる順序で整理します。
ここからは、職務経歴書の基本構成と書き方を紹介します。
職務経歴書の全体構成は以下のとおりです。
最初の1ページで「この人は何を動かしてきたCFOか」が伝わらなければ通過率は上がりません。冒頭の職務要約では、年商規模、管掌領域、資金調達実績、成長率などを3〜4行でまとめます。
次に会社ごとの職務経歴を記載し、役職、在籍期間、ミッションを明示したうえで、具体的施策と成果を因果関係で示します。実績・成果のパートでは、資金調達額、売上成長率、ROE改善、組織人数など、客観的な数字を整理しましょう。
最後にスキル・資格・語学を記載し、公認会計士やUSCPA、MBA、英語力などを補強材料として配置すると、全体が戦略的にまとまります。
職務経歴書は成果のストーリー、履歴書は経歴の事実を伝える書類です。
項目 | 履歴書に書く内容 | 職務経歴書に書く内容 |
|---|---|---|
職歴 | 会社名・部署・役職・在籍期間 | 担当領域・ミッション・成果 |
実績 | 原則書かない(事実のみ) | 売上成長率・資金調達額・M&A件数など |
自己PR | 簡潔な一文 | 詳細なエピソード・プロジェクト |
この切り分けが明確であるほど、役員人事は短時間で実力を評価できます。
CFOの職務要約は「規模・役割・成果」を3〜4行で圧縮し、即戦力性を一瞬で伝えるパートです。年商規模、管掌領域、資金調達実績、成長率などの定量情報を軸に、どのフェーズの企業で何を動かしてきたのかを明確にします。上場企業とIPO準備企業では、強調すべき論点が異なるため、書き分けが不可欠です。
上場企業CFOの要約では「規模感」と「資本市場対応力」を示します。投資家対応、開示責任、連結管理など、資本市場と向き合う統括経験が評価の軸になるためです。
【例文】
東証プライム上場企業にてCFOとして、年商5,000億円規模のグループ財務を統括。デットおよびエクイティを組み合わせた総額50億円の資金調達を主導し、年率25%の売上成長を実現。連結決算・適時開示体制の高度化とガバナンス強化を推進し、グローバル展開を支える財務戦略を牽引しました。
IPO準備CFOの要約では「体制構築力」と「上場実現力」を中心に据えます。未整備な環境から管理体制を整え、資本政策と統制を両立させた経験がもっとも重要な評価ポイントです。
【例文】
IPO準備企業にてCFOとして参画し、資本政策の設計から管理体制構築までを統括。J-SOX(内部統制基準)対応、開示体制整備、監査法人・主幹事証券との折衝を主導。管理会計導入と予実管理高度化により成長基盤を整備し、上場審査通過に向けた財務戦略を実行しました。
CFOの実績は「規模」「改善幅」「経営インパクト」の3点を数字で示してこそ評価されます。役員人事が一目で比較できるよう成果は定量化し、可能な限り具体的な指標に落とし込みましょう。以下で、実績を数字で示すパターンを紹介します。
資金領域は総額だけでなく、条件設計や上場成果まで含めて記載します。
以下はそのまま使えるテンプレート例です。
P/L改善は、率と絶対額の両面で示すと説得力が高まります。単年度の成果ではなく、継続性や構造改革の成果が伝わる表現が有効です。
組織領域は、人数と仕組みの両方を数字で示すことが重要です。単なる統括ではなく、体制高度化の成果まで落とし込みます。
このように、CFO実績は「数字+変化」の形で整理することで、即戦力性が明確になります。
ここからは、CFO職務経歴書の詳細部分のテンプレートを紹介します。【役職】【部下】【ミッション】【おもな実績】を整理し、数字中心で簡潔にまとめていくので参考にしてみてください。
上場企業CFOの詳細では「統括規模」と「資本市場対応力」を前面に出します。大企業では、資金調達そのものよりも、安定性・成長性・資本効率を同時に高めた実績が評価軸になるでしょう。
20XX年X月~現在 ○○株式会社(東証プライム)
【役職】CFO/執行役員
【部下】財務・経理・IR 計25名
【ミッション】グループ財務戦略の高度化、資本政策の最適化、ガバナンス体制の強化
【おもな実績】
- シンジケートローン50億円を調達(平均金利1.2%、財務制限条項を緩和)
- 連結売上年率25%成長を実現、ROE15%を達成
- 国内外M&A10件のデューデリジェンスおよびPMIを統括し、統合後の収益性を改善
このように、規模感と経営インパクトが同時に伝わる構造にすると、上場CFOとしての実力が明確になります。
ベンチャーCFOの詳細では「ゼロからの体制構築力」と「上場実現力」が核心です。未整備な環境をどの水準まで引き上げたのかが、もっとも重要な評価ポイントになるでしょう。
20XX年X月~20XX年X月 △△株式会社(マザーズ上場)
【役職】CFO
【部下】経理・財務・総務 計15名
【ミッション】IPO準備から上場後の開示・IR体制構築までを統括
【おもな実績】
- マザーズ上場を実現(上場時時価総額300億円)
- J-SOX体制を新規構築し、初年度監査指摘ゼロを達成
- 管理会計を導入し、予実乖離率を△%改善
この形式で整理すれば、上場企業型CFOと成長企業型CFOの双方に対応できる職務経歴書が完成します。
CFOの履歴書は評価されるための書類ではなく、経歴を正確に伝える公的書類です。数字や成果は最小限に抑え、会社名・役職・在籍期間といった事実を端的に整理します。
職務経歴書と役割を明確に分け、履歴書は事実中心・簡潔を徹底することが重要です。
履歴書は基本情報と経歴の骨格だけを過不足なく記載します。読み手が短時間でキャリアの流れを把握できる構成が理想です。記載すべき項目は以下のとおりです。
略歴や自己PRは1〜2行程度にとどめ、「CFOとして財務戦略を統括」など要点のみを記載します。
職歴欄では、昇進や異動の流れが一目で分かる形式に整えます。
20XX年X月 ○○株式会社 入社 経理部配属
20YY年X月 同社 財務部マネージャー就任
20ZZ年X月 同社 CFO/執行役員に就任
このように、会社名・役職・年月のみを端的に示します。実績や成果の詳細は記載せず、職務経歴書で補完するのが原則です。
履歴書にストーリーや過度な自己PRを書き込むのは避けるべきです。詳細なプロジェクト内容や資金調達額などの数字は、職務経歴書の領域になります。
履歴書では、事実の信頼性と整然さが最優先です。成果を強調したい場合でも、略歴欄にごく簡潔に触れる程度にとどめ、評価の主戦場は職務経歴書に委ねる構成が望まれます。
志望動機を履歴書に書く場合は1〜2段落で簡潔に、別紙提出が可能な場合は2〜3段落で論点を整理します。構成は必ず「①現職の経験 → ②応募先の課題認識 → ③自分が出せる価値」の3点セットでまとめましょう。
以下志望動機のテンプレートを参考にして作成してみてください。
上場企業向け志望動機では「資本市場対応力」と「持続的成長への貢献」を軸にします。
【例文】
現職では上場企業CFOとしてグループ財務戦略を統括し、資金調達および資本効率向上を推進してまいりました。貴社が今後目指される持続的成長と企業価値向上においては、資本政策と事業戦略の連動が一層重要になると認識しております。これまで培った財務戦略立案とガバナンス高度化の経験を通じ、株主価値の最大化に貢献したいと考え志望いたしました。
IPO準備企業では「体制構築力」と「上場実現力」を明確に示します。
【例文】
現職では管理体制整備および資本政策の設計を主導し、成長基盤の構築に取り組んでまいりました。貴社が上場を目指すフェーズにおいては、J-SOX対応や開示体制の整備が重要課題であると理解しております。これまでのIPO準備経験を活かし、上場審査を見据えた財務・統制体制の確立に貢献したいと考えております。
グローバル企業では「海外拠点統括力」と「国際基準対応力」が評価軸になります。
【例文】
現職では海外子会社を含む連結財務管理を担当し、国際基準に沿った開示体制を整備してまいりました。貴社のさらなる海外展開においては、統一的な財務管理と迅速な意思決定がカギになると認識しております。国際財務報告基準への対応経験と多拠点マネジメント力を活かし、グローバル成長を財務面から支えたいと考えております。
再建フェーズでは「構造改革の実行力」が最重要です。
【例文】
これまで不採算事業の整理や資本再構築を通じ、財務基盤の再生に携わってまいりました。貴社が直面されている収益構造の転換には、迅速な財務判断と実行力が不可欠であると考えております。事業ポートフォリオ再編と資金効率改善の経験を活かし、企業価値回復に貢献したいと存じます。
DX推進型CFOでは「財務×データ活用」の視点が求められます。
【例文】
現職では管理会計高度化とシステム刷新を通じ、経営データの可視化を推進してまいりました。貴社が進められる製造業DXにおいては、投資判断の精度向上と業務効率化が重要課題であると理解しております。財務戦略とデータ基盤整備の両面から、収益性向上と競争力強化に寄与したいと考え志望いたしました。
CFOクラスの書類は「自己流」で仕上げるにはリスクが高い領域です。資金調達額や成長率といった実績も、見せ方次第で評価は大きく変わります。
そのため、CFOの職務経歴書・履歴書は、プロの添削を活用することをおすすめします。第三者の視点で評価軸とのズレを修正すれば、即戦力としての印象は一段と明確になるでしょう。役員面接を本気で狙うなら、WARC AGENTへご相談ください。

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