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労務職務経歴書の魅力的な作成方法と重要ポイントを解説

2024/02/02 更新

労務、特にマネージャークラスのポジション募集では、経験が非常に重要です。労務の業務範囲は幅広く多岐にわたります。実務経験やリーダーシップ経験、成果や実績に焦点を当てた職務経歴書は、転職活動において極めて重要です。

この記事では、労務経験者が職務経歴書を作成する際のポイントを解説します。

労務経験者のための職務経歴書作成ポイント

労務は専門性が重視される分野のため、経験者は実績や成果をアピールすることが肝心です。職務経歴書は採用担当者が最初に応募者を評価する基準となるため、印象的で記憶に残る内容を工夫し、次の段階に進むための一歩としましょう。

業務経験・スキル・実績(成果)の3つを盛り込む

業務経験・スキル・実績(成果)の3点を的確に記載することが大切です。労務の業務は多岐にわたりますので、応募先企業の求人情報とマッチする業務経験やスキル、実績を示せると有利でしょう。

業務経験には具体的な業務内容を記入してください。何をどの程度担当したかが明確でないと、採用担当者は応募者の能力を評価しにくくなります。また、ITスキルや資格などのスキルも箇条書きで具体的に示すべきです。資格を記入する際は、正式名称と取得年月日を正確に記載することも重要です。

業務改善や新システム導入などの実績は、それによって削減された工数や労働時間を具体的に示すことで、採用担当者が応募者の能力をより明確に把握できるようになります。

職務内容に数値を加える

前職の履歴を記述する際には、管理経験のある会社の規模や従業員数、資本金などの詳細を正確に記入してください。これにより、採用担当者は応募者がどの程度の規模の業務をこなせるかを把握できます。

さらに、入社日や在籍期間などの基本情報に加えて、労務部門の人数やマネージャー経験があれば部下の人数など、具体的な数値を記述すると説得力が増します。

職務内容は採用担当者が実務能力を判断するための要素です。特に労務職の場合、実務でどれだけの成果を挙げられるかが重要視されます。そのため、応募時には自身の経験した業務や果たした役割、達成した成果を具体的かつ正確に伝えることが選考での有利につながるでしょう。

数値による記述は客観的であり、理解しにくい実務経験も正確に伝えることが可能です。

経験が多すぎる場合は、転職先に適した経験を選択する

職務経歴書は限られたスペースに情報をまとめる必要があるため、応募先の要件に適合する経験を重点的に記載してください。

転職先を選ぶ際には、求められる人材像と自身の実績がマッチするかどうかを考慮し、採用を勝ち取るための戦略を練ることが重要です。

経験や実績は重要なものと、単に箇条書きで示すものとを区別して記述してください。プロジェクト推進や業務改善に関する内容には、特に項目を設けて規模や内容、貢献度を客観的に示すと効果的です。

職務経歴書のわかりやすさとは何か

職務経歴書は、事実を列挙するものですが、記述方法によっては理解しにくくなってしまいます。読みやすく理解しやすい内容にするためには、読み手の立場に立って書くことが肝要です。

5W1Hを活用した職歴・業務内容の記述

職務経歴書では、主な職務内容を箇条書きで記載しますが、その際には5W1Hを意識することで内容が伝わりやすくなります。特に、問題点や課題(WHY)、その解決方法(HOW)に注目することで、業務に対する姿勢や問題解決能力が伝わります。

<記述例(成果を訴求する例)>

20XX年7月〜 【所属】人事部労務課 【役職】主任 【メンバー数】5人

主に、勤怠管理と給与計算を担当。リモートワークの増加により業務が複雑化したため、クラウド型システムの導入を提案するプロジェクトリーダーとして活躍。運用段階では、労務と人事に対してサポートを担当し、労務管理業務の工数を50%削減した。

簡潔なビジネス文書でまとめる

職務経歴は、最新の職務経験を箇条書きで示すものです。分かりやすく簡潔なビジネス文書として記述しましょう。採用担当者は多くの履歴書を読むため、自分の能力や実績を効果的に印象づけることが重要です。一文の文字数は100文字以下に抑え、括弧や強調、下線を使用して要点を補足するのが良いですが、過度に使用すると読みづらくなる恐れがあるので注意してください。

成果や取得している資格などは箇条書き

必要に応じて図表やフローチャートを使用することも有効です。成果や取得資格については箇条書きでまとめることが適切で、文章で詳細に記述するよりも簡潔に伝えることができます。資格の記載には正確な名称と取得日を明記し、成果や実績に関しては具体的な数値を記入しましょう。

整然とした印象を与える書き方や書式を工夫しつつ、情報を漏れなく整理することが大切です。

労務経験者のサンプルやテンプレートを参考にすると良い

職務経歴書は、分かりやすく端的に表現することが大切です。ゼロから作成するよりも、既存の例やテンプレートを取り入れ、それを編集していく方が効果的です。ネット上には「労務 職務経歴書 サンプル」など様々なテンプレートがあるので、比較検討しながら適切なものを参考にしてみましょう。

また、人事・労務の職務経歴に必要な要素や、印象的な実績の提示方法を活用してください。ただし、業務内容については他者の文章をコピーしてはいけません。ネット上の文章コピーは発見されやすいため、注意が必要です。

職務経歴書を書き上げたら確認すべき項目

労務経験者の職務経歴書を完成させたら確認すべき点があります。労務は専門的な職種ですので、自分の能力や適性を正確に伝えることが重要です。文書の分かりやすさと共に、内容が明確に伝わるように気を付けましょう。

職務経歴書を仕上げたら、じっくりとチェックすることをおすすめめします。

日付の誤りがないかを確認する

職務経歴書には、その職務を担当した期間や年月日を正確に記入する必要があります。日付に誤りがあると、事実とは異なる情報を記載したことになりかねません。記憶が不確かな場合は、正確な情報を裏付ける資料を見つけ出し、正確性を保証してください。

また、日付の表記には西暦または和暦を統一することが重要です。混在すると採用担当者が一つ一つ変換しなければならず、文書作成に慣れていない印象を与えかねません。また、文書には提出日を必ず記載してください。

文字のフォントやサイズが統一しているか

最終段階で、フォーマットの確認も欠かせません。特に文字のフォントは統一することが大切です。Wordを使用する場合は文書全体を選択し、使用するフォントを統一しましょう。明朝体は誠実さや実直さを印象づけるので、適切な選択肢です。また、フォントサイズは11ポイントが読みやすいでしょう。

誤字や脱字のチェックも重要です。一部の誤字があるだけで、経歴の意味が不明瞭になることがあります。

提出時には、WordやExcelで作成した文書をPDFに変換することも忘れずに行ってください。元データのまま提出すると、相手のPC環境によって書式が乱れる可能性がありますので、気をつけましょう。

現職でしか通用しない言葉を使っていないか

また、特定の会社でしか通じない用語を使っていないかを確認してください。業種や企業文化によって、理解されない言葉もあるので、専門用語を使う際には説明を添えるよう心がけましょう。社内で通用する略語や用語は、一般的に理解されない場合があります。気をつけてください。

資格の名称が正確かどうかを確認する

資格は取得した年月日と共にリスト化されます。資格の名称が正式かどうかを、提出前に十分に確認してください。

例えば、社会保険労務士を「社労士」と省略したり、正確な表記でない「キャリア・コンサルタント」と書いてしまうと、記述が正確でないと判断される可能性があります。

また、ビジネス・キャリア検定のように「級」が存在する場合や、マイクロソフトオフィススペシャリストのように「称号」に種類がある場合は、級や称号も正確に記載してください。

提出のフォーマットを再度確認する

提出前に、応募先が要求するフォーマットを確認しましょう。メールでデータを添付する場合でも、あらかじめ印刷テストを行い、受信者が印刷しても問題がないか確認してください。

データで送信する場合、指定された形式に合致しているかを確認してください。たとえば、PDFで送付するよう指示されているのにWordのデータを送ってしまうと、応募が受け付けられない可能性があります。

最終的に、指定に従っているか、指定がない場合は標準的なA4サイズなどで印刷した際に問題がないか、確認し、必要に応じて修正を行いましょう。

労務の業務を整理して職務経歴書を作成しよう

労務の業務は多岐にわたります。特定の業務における実務経験が採用側にとって重要な判断材料となるでしょう。

求人情報を注意深くチェックし、自身の経歴に合った企業を選ぶこともが重要です。その後、有利な経験、実績、スキルを整理し、採用担当者に魅力的な職務経歴書を作成を行ってください。

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株式会社WARC

WARCエージェントマガジン編集部

「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに、ハイクラス人材紹介事業を展開しているWARC AGENT。WARCエージェントマガジン編集部は、このビジョンを支えるために、転職者に役立つ情報を執筆し、個々のキャリア形成をサポートしていきます。