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2026/01/27 公開2026/01/27 更新

財務の将来性は?AI時代でもなくならない5つの理由

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「AIが進んだら、財務の仕事はなくなるのでは?」と不安に感じている方も少なくありません。経理の自動化が進む今、財務の将来性や市場価値が気になるところです。

本記事では、AI時代でも財務が求められ続ける根拠を整理し、これから評価されるスキルやキャリアの描き方を解説します。将来に不安を感じている今こそ、最後までチェックしてみてください。

財務の将来性|2026年AI時代でも求人好調・年収上昇中

AIが普及しても財務の将来性は高く、むしろ重要性は増しています。理由は、経理のような定型業務が自動化される一方で、財務は「会社のお金をどう使うか」「どの選択が最適か」といった判断を担う仕事だからです。

AIは計算や集計は得意ですが、経営判断まで完全に代わることはできません。

財務vs経理の将来性比較

将来性を考える際に大切なのは、その仕事が「決まった作業」なのか、「考えて判断する仕事」なのかという点です。経理は、仕訳入力や請求書処理など、決まったルールに沿って進める業務が中心です。そのため、AIやRPAによる自動化が進みやすい分野だといえます。

一方、財務は資金繰りの見通しや資金調達、事業計画の数字をどう読むかなど、判断や調整が求められる仕事です。数字をもとに「どの選択が会社にとって最善か」を考える役割は、人の思考力が欠かせません。

比較項目

財務

経理

おもな役割

未来に向けた資金判断

過去の数字を正確にまとめる

自動化の影響

一部は自動化、判断業務は残る

定型業務は自動化が進む

求められる力

分析力・調整力・戦略視点

正確性・ルール遵守

将来性に不安を感じたら、「判断に関わる仕事ができているか」を見直すことが第一歩です。分析や資金計画などの経験を積むほど、AI時代でも価値ある財務人材に近づけます

財務がなくならない5つの理由

​財務はAIが進んでも「判断」と「責任」を担う仕事であり、今後も必要とされ続けます。単なる作業ではなく、経営や事業の意思決定に深く関わる点が、将来性を支える大きな理由です。以下で財務がなくならない5つの理由を詳しく紹介します。

1、経営直結の資金調達・資本政策はAI不可代替

​資金調達や資本政策は会社の方向性を左右するため、AIに任せきれない領域です。銀行や投資家との交渉では、数字の正しさだけでなく、相手の懸念や温度感をくみ取る力が求められます。

また、M&AやIPOでは「どのリスクをどこまで取るか」を判断する必要があり、正解が一つに定まることはありません。AIはシミュレーションや資料作成を助けてくれますが、最終的に責任を負って決断するのは人です。だからこそ、経営に近い財務の役割は、今後も価値が下がりにくい仕事といえます。

2、金利上昇時代に必須の資金運用・リスク管理スキル

​金利が動く時代ほど、財務の力量が企業の安定性を左右します。借入金利の上昇は、資金繰りや利益計画に直接影響を与えるためです。そのため、返済計画の見直しや、資金調達方法の選択を適切に行う必要があります。

さらに、為替変動や原材料価格の上昇など、複数のリスクを同時に管理する場面も増加中です。こうした不確実性のなかで冷静に判断できる人材は、AI時代でも代替されにくい存在といえるでしょう。

3、FP&A(財務計画・分析)の経営参画需要増

今後伸びる財務人材はFP&Aの経験を持つ層です。FP&Aとは、予算や中期計画を立て、実績との差を分析し、次の打ち手を提案する役割を指します。

単に数字をまとめるのではなく、「このままではどうなるか」「どこを変えるべきか」を示す仕事です。経営陣に近い立場で議論する機会が多く、CFO候補として期待されやすい点も特徴でしょう。経理から一段上の視点を持てることが、将来性の高さにつながります。

4、2040年問題で管理部門人材需給逼迫

財務の将来性を考えるうえで、人材の供給不足も大きな要因です。今後はベテラン層の退職が進み、財務を任せられる経験者が減っていくと見込まれています。財務は引き継ぎが難しく、短期間で育てにくい業務が多いのが特徴です。そのため、一定の経験を持つ人材は市場で希少になりやすくなります。30代のうちに経験を積むことが、将来の安定につながるでしょう。

5、グローバル・M&A増加で国際財務スキル需要

​国際的な取引が増えるほど、財務の専門性は高まります。海外子会社の管理やクロスボーダーM&Aでは、会計基準や税務の違いを理解する必要があるでしょう。

加えて、英語でのやり取りや、文化の違いを踏まえた調整力も欠かせません。こうしたスキルは一朝一夕では身につかず、経験者は限られます。専門性が掛け算で評価されるため、将来にわたって強い武器となるのです。

2026年財務に求められるスキル5選

2026年以降の財務には「作業をこなす力」よりも「経営判断を支える力」が強く求められます。AIや自動化を前提に、何を人が担うべきかを理解しているかどうかが、評価を分けるポイントになるでしょう。以下で求められるスキルを5つ紹介します。

1、デジタルリテラシー(ERP・AIツール活用)

今後、デジタルツールを使いこなすスキルは必須となるでしょう。クラウドERPは、数字を入力するための仕組みではなく、経営状況をリアルタイムで把握する基盤です。

RPAやAIツールを活用できれば、単純作業を減らし、分析や判断に時間を使えます。重要なのは「操作できること」ではなく、どの業務を自動化すべきかを考えられる視点です。

2、財務モデリング・シナリオ分析スキル

今後の財務に求められるのは、将来を数字で描く力です。売上が下振れした場合や、資金調達が遅れた場合など、複数のシナリオを想定する必要があります。

ExcelやBIツールを使い、最悪のケースでも資金が回るかを示せる人は重宝されます。単なる予測ではなく、意思決定に使える資料を作れるかが評価の分かれ目です。

3、資本政策・資金調達交渉力

資金調達を「実務として経験しているか」が大きな差になります。銀行や投資家との交渉では、数字の説明だけでなく、事業の将来性を言葉で伝える力が必要です。

どの手段で資金を集めるかは、会社の成長スピードやリスクに直結します。実務経験を積んだ財務人材は、転職市場でも高く評価されやすくなるでしょう。

4、グローバル財務・IFRS対応力

グローバル対応ができる財務は今後さらに希少になります。IFRSは日本基準と考え方が異なり、単にルールを知っているだけでは対応できません。

海外子会社の管理や連結決算では、数字の背景を理解し、関係者に説明する力が求められます。加えて、英語でのコミュニケーションや、国ごとの商習慣への理解も必要です。専門性の高い経験を積むほど、代替されにくい財務人材になれるでしょう。

5、経営戦略連携・FP&A実績

CFO候補として評価される財務には、経営視点があります。中期経営計画や予算編成に関わり、数字と戦略を結びつけて考えられる力が重要です。FP&Aの役割は、実績をまとめることではなく、次の一手を数字で示すことにあります。経営陣と同じ目線で議論し、意思決定を支えられる財務は、組織にとって欠かせない存在です。財務を「経営の右腕」として機能させられるかが、将来性を大きく左右します。

財務キャリアの将来像

これからの財務キャリアは「どの立ち位置を選ぶか」で将来が大きく分かれます。同じ財務でも、2030年に向けて求められる役割と市場価値は一様ではありません。以下で財務の将来像を詳しく解説します。

2030年財務人材市場の3階層化予測

2030年の財務人材市場は三つの層に分かれていくと考えられます。

まず一つ目は、仕訳や集計などのルーチン業務を中心とした担当層です。ここはAIやRPAの進化により、業務そのものが縮小しやすい領域になります。

二つ目は、FP&Aを軸に、予算策定や業績分析を通じて経営判断を支える戦略層です。事業の将来を数字で説明できる人材は、今後も安定した需要が見込まれます。

三つ目が、資金調達やM&Aを含めて経営全体に関わるCFO候補層です。人数は限られるものの、企業にとって代えがたい存在となり、年収や裁量も大きくなります

どの層を目指すかを早めに意識することが、キャリアの分かれ道になるでしょう。

今すぐ始めるべきCFOキャリア構築5アクション

CFOを目指すには、意識的に経験を積み重ねることが欠かせません。とくに次の5つは、将来の選択肢を広げるうえで重要なアクションです。

  • 管理職としてチームや予算を任される経験を積む
  • 英語とIFRSに触れ、グローバル基準に慣れる
  • 資金調達やM&Aなど、経営判断に直結する実務を経験する
  • 社外取締役や外部視点を意識し、経営者目線を養う
  • 定期的に市場価値を確認し、キャリアの方向性を修正する

これらは一度にすべてを満たす必要はありません。たとえば管理職経験は、数字だけでなく人や組織を見る力を養う土台になります。英語やIFRSは、すぐに使わなくても、将来の案件に備える準備として効果的です。M&Aや資金調達に関わることで、経営判断の重みを体感できるようになります。外の視点を持ち、市場での評価を確認しながら一つずつ進むことで、CFOへの道筋は現実的なものになっていくでしょう。

財務の将来性に不安な方はWARC AGENTに相談を​

AIや自動化が進むなかで、財務の将来性に不安を感じるのは自然なことです。重要なのは「なくなるかどうか」ではなく、これからどの役割を担えるかを見極めることにあるでしょう。

WARC AGENTなら、あなたの経験や強みを整理したうえで将来性の高い財務キャリアの選択肢を客観的に提案します。一人で悩み続ける前にまずはお気軽にご相談ください。

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WARC AGENT マガジン編集部

「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに、ハイクラス人材紹介事業を展開しているWARC AGENT。WARC AGENT マガジン編集部は、このビジョンを支えるために、転職者に役立つ情報を執筆し、個々のキャリア形成をサポートしていきます。

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