.png)

LINEからお気軽に無料相談もできます!ご自身の転職市場価値を確認しましょう。
「財務の面接、何を聞かれるのか分からなくて不安……。経理経験はあるけれど、評価されるポイントが違う気がする」そんな悩みを抱える方は少なくありません。財務面接では単なる実務経験だけでなく、経営に近い視点が見られます。
本記事では、頻出質問と回答例を軸に、採用担当の視点と面接対策を分かりやすく解説します。準備の質を一段引き上げたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
財務面接では、数字を根拠に判断と説明ができる人材かどうかを見られます。
以下で採用担当が見ている評価ポイントを4つみていきましょう。
財務では決算書を「作れる」だけでなく「読めて、説明できる」ことが即戦力の目安になります。月次・年次決算の担当範囲に加えて、監査対応や連結(グループの数字をまとめる作業)の関与度合いで、実務の深さが判断されるでしょう。
たとえば「どの勘定科目を持ち、どんな論点で指摘が出やすかったか」「資料を誰に向けて、どの粒度で整えたか」まで言えると説得力が増します。面接では、任された範囲と説明責任を果たした経験をセットで語るとよいでしょう。
財務の面接では「数字をどう説明できるか」が重視されます。正確な数字を出せるかよりも、その数字が会社の経営にどんな意味を持つのかを言葉で伝えられるかが重要で、この点が経理面接との大きな違いです。
財務は経営層とやり取りする場面が多いため、「なぜこの結果になったのか」「このままいくと今後どうなるのか」といった背景や見通しまで説明する力が必要です。売上や利益の増減を、そのまま事実として伝えるだけでは不十分と考えられます。
たとえば「利益が増えた」という結果だけでなく、「販促費は増えたものの、単価が上がり粗利率が改善したため利益が残った」と原因と結果をセットで話せると評価されやすくなります。数字を経営判断につなげて説明できるかが、財務らしさを示すポイントです。
キャッシュフロー管理や銀行折衝、資金計画の経験は評価されるポイントです。採用担当はキャッシュフロー(現金の増減)をどう捉えているか、資金繰り表や資金計画の重要性を理解しているかを確認したいと考えています。
経験がある場合は「銀行に何を説明し、どんな資料で説得したか」「短期・長期の資金需要をどう見積もったか」まで話せると強い印象を残します。未経験なら、運転資金(普段の事業に必要なお金)と投資資金の違い、借入の返済条件が資金繰りに与える影響など、基本の理解を端的に示すのが得策です。
財務は正確性が大前提で、そのうえで「意思決定に間に合う速さ」が評価されます。経営判断は締め後ではなく締め前に走るため、完璧を待つ姿勢より、根拠を明示しつつ暫定で出す判断が求められる場面も出てくるでしょう。
そのため、ミスをゼロにする話だけでなく「チェック体制をどう作ったか」「ミスが起きたときに再発防止をどう仕組みに落としたか」まで語れると安心感が出ます。
たとえば二重チェックの観点表を作った、データの突合ルールを標準化したなど、精度とスピードを両立した工夫を一つ出せると印象が整うでしょう。
財務の面接では、よく聞かれる質問の型がほぼ決まっています。事前に意図と答え方を理解しておくことで、経理経験を財務向けに整理して伝えやすくなるでしょう。
以下で、頻出質問とその解答例を紹介します。
志望動機・キャリアに関する質問では「なぜ財務なのか」「どんな成長をしたいのか」が一貫しているかどうかを確認されます。
そのため「過去の経験→関心を持ったきっかけ→今後やりたい役割」という流れで語れると納得感が高まります。短期的な目標と中長期のキャリア像を分けて話すと、現実的で計画性のある印象を与えやすくなるでしょう。
この質問では、経理と財務の役割の違いを理解しているか、キャリアビジョンが明確かどうかが問われます。経理との違いを理解したうえで、やりたいことを具体的に伝えましょう。決算経験を通じて経営課題に関心を持った背景や、資金管理・分析でどう貢献したいかを具体的に伝えると、志望動機に説得力が生まれます。
【回答例】
経理で○年決算業務に携わる中で、数字の背景にある経営課題に興味を持ちました。財務職として資金調達や経営分析に関わり、経営判断をサポートしたいと考えています。
実務レベルと担当範囲を把握するための質問です。業務内容を並べるだけでなく、担当業務・規模・役割を具体的に、数字を交えて説明しましょう。
【回答例】
上場企業の経理部で5年間勤務し、月次・年次決算を担当しました。連結子会社3社の決算取りまとめも経験しています。
この質問では、問題解決力や粘り強さ、困難なことに対する対応力が確認されます。「課題→対応→結果のSTAR法」で整理し、工夫した点を簡潔に説明すると、再現性のある強みとして評価されやすくなるでしょう。
【回答例】
初めての連結決算で子会社とのスケジュール調整に苦労しました。週次でミーティングを設定し、進捗を可視化することで、期限内に完了させることができました。
システム環境への適応力やITスキルを確認する質問です。ソフト名に加え、どの程度使いこなしているか、効率化した経験を添えると実務イメージが具体化します。
【回答例】
勘定奉行とExcelを使用しています。Excelではマクロを組んで仕訳データの自動集計を行い、作業時間を30%削減しました。
キャリアビジョンの明確さと企業とのマッチングを確認する意図があります。短期(3年)・中長期(5〜10年)の目標を分けて説明すると、現実的で成長意欲のある印象になるでしょう。
【回答例】
3年で財務分析・資金調達の実務スキルを習得し、将来的にはCFO候補として経営に近いポジションで貢献したいと考えています。
ここでは財務知識の理解度と実務への向き合い方が評価されます。すべてに完璧な経験が求められるわけではなく、理解の深さや学ぶ姿勢が重視されるのが特徴です。
経験がある場合は具体的に、未経験の分野は正直に認めたうえで補強方法を伝えると信頼感につながるでしょう。
財務三表への理解度、実務経験の深さを確認する質問です。作成経験の有無、理解度を正直に伝えます。経験がなければ学習意欲を示しておきましょう。
【回答例】
直接法での作成経験はありませんが、間接法での作成は経験があります。営業・投資・財務の3区分を理解し、キャッシュフローの改善提案も行いました。
コスト意識や業界理解を測る目的があります。メーカーの財務ポジションではコスト意識は必須です。経験がない場合でも、基本的な考え方を理解し、学習中であることを伝えれば前向きに評価されやすくなります。
【回答例】
製造業での経験はありませんが、原価計算の基礎は理解しています。標準原価と実際原価の差異分析などは書籍で学習しており、実務で活かしたいと考えています。
グローバル企業では必須となる外貨取引への理解を確認する質問です。為替が収益やコストに与える影響と、リスクを抑える考え方を簡潔に説明できると好印象につながります。
【回答例】
為替変動は売上・仕入コストに直接影響します。為替予約などのヘッジ手段を活用し、リスクを最小化することが重要だと考えています。
キャッシュフロー管理の実務経験と危機対応能力が見られています。「状況→対策→結果」の流れで説明し、仕組みとして改善した点まで話せると評価が高まりやすくなるでしょう。
【回答例】
大口取引先の支払い遅延で資金ショートの危機がありましたが、銀行と交渉して短期融資を受け、乗り切りました。以降、資金繰り表を週次で更新し、早期に課題を把握する体制にしました。
財務分析の実践力や経営指標への理解度を確認する質問です。ROE、ROA、流動比率など代表的な指標と活用法をまとめます。指標名を挙げるだけでなく、「何を判断するために使うのか」まで説明できると、実務への理解が伝わるでしょう。
【回答例】
ROE・ROAで収益性を、流動比率・当座比率で安全性を確認しています。また、売上高営業利益率の推移を見て、収益構造の変化を分析しています。
財務面接の出来は、事前の整理でほぼ決まるといっても過言ではありません。キャリア棚卸シートを使って経験を可視化しておくと、回答に一貫性が生まれ、深掘り質問にも落ち着いて対応できます。
キャリアの棚卸のために難しい自己分析をする必要はありません。財務面接では「何をしてきたか」「何を考えて動いたか」が伝われば十分です。
まずは以下のシートを埋めて、経験を事実ベースで整理しましょう。
項目 | 記入内容 | 面接での活用法 |
|---|---|---|
担当業務 | 月次決算・年次決算・連結決算など | 「決算業務の経験は?」への回答 |
業務規模 | 売上〇億円、連結子会社〇社など | 実務レベルの証明 |
使用ツール | 会計ソフト、Excel、BIツールなど | 「使用ソフトは?」への回答 |
成果・実績 | コスト削減〇%、業務効率化〇時間短縮など | 「成果は?」「工夫は?」への回答 |
得意分野 | 資金繰り・財務分析・監査対応など | 「強みは?」への回答 |
課題・失敗 | ミス発生・締め切り遅延など | 「困難だったことは?」への回答 |
学んだこと | ダブルチェック体制・コミュニケーションなど | 「失敗から何を学んだ?」からの回答 |
事実を短く書くだけで、面接で使える材料がそろいます。
棚卸シートから面接回答を作成する3つのステップは以下のとおりです。
業務内容を整理して、上記シートを埋める
STAR法で構造化するSituation(状況)→ Task(課題)→ Action(行動)→ Result(結果)
志望動機につなげる「この経験を御社でこう活かす」まで言語化する
具体的には以下のような流れになります。
【棚卸】売掛金管理で回収遅延が課題だった
↓
【STAR法】
S: 売掛金回収率が85%で課題
T: 回収率を95%以上に改善する必要
A: 与信管理の見直し、督促フローの標準化
R: 回収率を15%改善、キャッシュフロー改善に貢献
↓
【志望動機】
この経験から、キャッシュフロー管理の重要性を実感。
御社の財務職で資金繰り改善に貢献したい。
ステップ3で「この経験を財務でどう活かしたいか」を言語化できれば、あとは文章を整えるだけです。
逆質問は内容次第で評価が大きく分かれるため、事前に財務特化の質問を準備しておくことが欠かせません。以下を参考に準備をしておきましょう。
逆質問で見られているのは質問の数ではなく「どこに関心を持っているか」です。財務面接では、業務理解の深さや入社後の成長イメージを具体的に描けているかが評価されます。
そのため、待遇や条件ではなく、組織・役割・経営との関わりに踏み込んだ質問が効果的です。
【財務の逆質問例】
「財務部門の組織構成と役割分担を教えてください」
「入社後、最初に担当する業務は何ですか?」
「IFRS(国際会計基準)導入の予定はありますか?」
「財務部門で重視しているKPIは何ですか?」
「資金調達の方針や銀行との関係性について教えてください」
「中期経営計画での財務戦略を教えてください」
「財務部門のスキルアップ支援制度はありますか?」
「経営層との距離感や報告頻度はどの程度ですか?」
「財務システムの刷新予定はありますか?」
「前任者はどんなキャリアパスを歩んでいますか?」
業務理解と成長意欲の両方を伝えられる質問を選ぶのがポイントです。
条件面をそのまま聞く質問は避けたほうが無難です。本音では気になる内容でも、聞き方次第で「条件重視」の印象を与えてしまいます。たとえば、次のような質問はNGとされやすい傾向があるでしょう。
代わりに、業務や制度の話として聞き換えると印象が大きく変わります。
聞き方を工夫するだけで、意欲と配慮のある逆質問になります。
財務面接は、知識や経験そのもの以上に「どう整理し、どう伝えるか」で評価が大きく変わります。プロによる模擬面接を活用すれば、採用担当の視点での改善点や、経理経験を財務向けに言い換えるコツが明確になります。本番で自信を持って話すためにも、実践的なフィードバックを受けながら、万全の準備を整えておきましょう。
WARC AGENTは管理部門に特化した転職エージェントで、財務の転職にも強みがあります。業界に詳しいエージェントが面接対策も丁寧にサポート。ぜひお気軽にご活用ください。

「WARC AGENT」なら、大手上場企業からIPO準備企業のベンチャー求人まで幅広く対応しています。
業界トップクラスの転職実績もあり、業界に精通しているエージェントも多数在籍していますので、ぜひ気軽にご相談ください!

LINEからお気軽に無料相談もできます!ご自身の転職市場価値を確認しましょう。