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「面接の答え方はこれで正解なのか不安……」という方もいるでしょう。公認会計士の面接は、準備の質がそのまま結果に表れます。評価ポイントや質問の意図を知らないまま臨むのは危険です。
本記事では、面接で評価される視点や頻出質問、転職先別の対策を整理します。限られた面接時間で強みを正しく伝えたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
公認会計士の面接では、知識量よりも実務で通用するかどうかが重視されるでしょう。監査法人と事業会社では仕事内容が異なりますが、面接で見られる評価ポイントには共通点が多くあります。
ここでは、どちらの転職先でも意識しておきたい5つの観点を整理します。
会計士の面接では、考えを論理的に説明できるかどうかが見られます。事業会社では、決算数値の変動や予算との差異を、経営陣や他部署に分かりやすく伝える役割が求められます。専門用語を並べるのではなく、「なぜそうなったのか」「何が論点か」を整理して話せるかが評価につながるでしょう。
監査法人では、会計処理や判断の根拠を監査調書として残し、上位者やクライアントに説明する場面が多くあります。そのため、結論から話し、理由や背景を順序立てて説明できる力が不可欠です。
面接では最初に結論を述べ、その後に理由や具体例を補足する意識を持つと、説得力が高まります。
会計士に求められるコミュニケーション力とは、話し上手であることではありません。事業会社では、経理・財務だけでなく、営業や経営企画など他部署との調整が欠かせません。数字の正しさだけでなく、相手が何を求めているのかをくみ取りながら説明できる人は重宝されます。
監査法人でも、スタッフからパートナーまで役割の異なるメンバーと協力しながら業務を進める必要があります。報告や相談のタイミングが適切か、相手の立場を理解して伝えられるかが、監査の質に直結するでしょう。面接では、チームで働いた経験を通じて、どのように周囲と協力してきたかを具体的に伝えることが大切です。
面接官は「この人が将来どこで価値を発揮するか」を見極めようとしています。
事業会社では、経理・財務の中核人材として、将来的に意思決定に関わる存在になれるかがポイントです。短期的なスキル習得と、中長期で担いたい役割を分けて説明できると、現実的なキャリア観が伝わります。
監査法人の場合、特定の業界や会計分野で専門性を高め、長期的に活躍できるかが重視されます。単に「成長したい」ではなく、どのような経験を積みたいのかを語れると評価されやすくなるでしょう。
ストレス耐性や対応方法も評価されやすいでしょう。
事業会社では、月次・四半期決算や資金繰り、監査対応など、プレッシャーのかかる場面が多くあります。面接では、過去に忙しい時期をどう乗り越えたか、工夫した点や周囲との連携方法を伝えると効果的です。自分なりのストレス対処法を持っていることを示せると、安心感につながります。
監査法人では、決算期を中心に業務が集中し、限られた時間で高い精度が求められます。この環境を理解したうえで、どう乗り切るかを考えているかが重要です。
最後に、合否を左右しやすいのがカルチャーフィットと人柄です。
事業会社では、スピード重視か慎重重視かなど、会社ごとの文化に合うかが重要になります。面接では、自分がどんな環境で力を発揮しやすいかを具体例とともに伝えるとよいでしょう。無理に合わせるのではなく、相性の良さを言葉で説明できることが大切です。
監査法人では、少人数のチームで長時間働くことが多いため、誠実さや素直さが重視されます。指摘を前向きに受け止め、改善できる姿勢があるかも見られているでしょう。
ここからは、よく聞かれる質問を15個紹介します。回答例を参考にしながら、自分なりの回答を準備しておきましょう。
自己紹介や志望動機は、第一印象と論理的説明力を同時に見られる重要なパートです。結論から話し、背景を簡潔に補足できるかが評価の分かれ目になります。以下の質問では、内容よりも構成と一貫性を意識して準備することが大切です。
この質問の意図は、要点を整理して短時間で伝える力を確認することにあります。回答では1分を超えないことを前提に、経歴→資格→志望理由の順でまとめると分かりやすくなるでしょう。
【回答例】
○○大学卒業後、公認会計士試験に合格し、監査法人にて〇年間、主に〇〇業界の監査業務を担当してきました。監査を通じて、多くの企業の財務諸表や内部体制を見てきた一方で、外部からチェックする立場だけでなく、一社の事業や数字に継続的に向き合い、改善や意思決定に関わりたいという思いが強くなりました。
今後は、監査で培った会計知識やリスクの視点を活かし、企業内で経理・財務の立場から事業の成長を支える会計士として価値を発揮していきたいと考えています。
動機の「きっかけ」と「継続性」が見られています。華やかな理由よりも、会計への関心がどのように深まったかを説明することが重要です。仕事や学習の中で感じた課題意識と、資格取得につながった流れを簡潔に語ると、納得感のある回答になります。
【回答例】
実務で会計に携わるなかで、数字の背景にある判断や根拠をより深く理解したいと感じたことがきっかけです。単に処理するだけでなく、第三者に説明できる専門性を身につけたいと考え、公認会計士を目指しました。
この質問では、監査ではなく事業会社で働く理由が言語化できているかが見られています。「安定していそう」「ワークライフバランスが良さそう」といった表面的な理由ではなく、企業内で数字をどう活かしたいのかを語ることが重要です。会計士としての専門性を、事業や経営のどの場面で発揮したいのかを示すと、志望動機に一貫性が生まれます。
【回答例】
事業会社では、一社の数字を継続的に追いながら、意思決定に近い立場で会計の専門性を活かせる点に魅力を感じています。監査で培った視点を活かし、正確性だけでなく、数字の背景やリスクを踏まえた説明ができる会計士になりたいと考えました。経営や現場と近い距離で関わりながら、会社の成長を支える役割を担いたいと考え、事業会社を志望しています。
採用担当は、数ある事業会社の中から、なぜ自社を選んだのかを重視しています。業界や事業内容、経理・財務部門の役割、成長フェーズなどから一つ軸を選び、自分の志向と結びつけて説明すると説得力が増すでしょう。企業研究を踏まえ、「自分がこの会社でどう価値を出せるか」を言葉にすることがポイントです。
【回答例】
御社は〇〇事業を強みとし、成長フェーズにある中で、経理・財務部門が経営に近い役割を担っている点に魅力を感じました。単なる処理業務にとどまらず、数字をもとにした改善提案が求められる環境だと感じています。これまで培ってきた会計知識を活かしながら、事業理解を深め、会社の成長に貢献したいと考え、御社を志望しました。
将来像を通じて、企業内でどのように価値を発揮し、長く活躍できるかを確認する質問です。
役職名を断定的に語るよりも、経理・財務の現場でどの領域を担い、どんな視点で意思決定に関わりたいかを示す方が現実的でしょう。5年後の姿と、そこに至るまでに身につけたいスキルや経験をセットで伝えると、成長意欲と定着可能性の両方が伝わります。
【回答例】
5年後には、決算や予算管理などの業務を一通り担当し、数字の背景を踏まえて経営に説明できる立場になっていたいと考えています。単に正確な処理を行うだけでなく、事業の状況や課題を理解したうえで、次の打ち手を考えられる会計士を目指しています。
そのために、日々の業務を通じて実務経験を積み、社内外の関係者とのコミュニケーション力も磨いていきたいです。
このパートでは、これまでの行動や考え方から実務適性を判断されます。正解を探す質問ではないため、事実と学びを素直に整理することが大切です。経験の大小よりも、そこから何を得たかを意識して答えましょう。
この質問の意図は、困難への向き合い方と継続力を知ることです。科目の難易度より、どう工夫して乗り越えたかを中心に話すと評価につながります。課題→対策→結果の流れでまとめると、論理的な印象になるでしょう。
【回答例】
もっとも苦労したのは、理解が浅いまま問題を解こうとして伸び悩んだ時期です。その際、暗記に頼らず「なぜそうなるのか」を基準書に立ち返って整理するようにしました。結果として理解が深まり、安定して得点できるようになった点は、今後の実務にも活かせると考えています。
この質問では、自己理解と再現性が見られています。強みは一つに絞り、具体的な行動や成果と結びつけて説明すると伝わりやすくなるでしょう。業務でどう活かせるかまで触れられると、実務イメージが明確になります。
【回答例】
私の強みは、物事を整理して分かりやすく伝える力です。試験勉強でも、論点を図やメモにまとめることで理解を深めてきました。この強みを活かし、説明の場面でも相手に伝わるアウトプットを意識していきたいと考えています。
チームワークが前提の仕事であるため、協働経験は重要です。自分の役割、工夫した点、チーム全体への影響を簡潔に説明しましょう。周囲との調整や報連相を意識したエピソードはとくに評価されやすいです。
【回答例】
前職では、複数部署と連携して予算管理を行う業務を担当しました。意見が食い違う場面もありましたが、相手の立場を整理して共有することで合意形成を進めました。この経験から、チームで成果を出すには丁寧な情報共有が重要だと学びました。
失敗の有無ではなく、振り返りの質が問われる質問です。原因を冷静に分析し、次にどう活かしたかを語ると前向きな印象になります。再発防止の視点を含めると、成長力が伝わるでしょう。
【回答例】
業務の進捗確認が不十分で、対応が遅れてしまった経験があります。その後は、早めに共有・相談することを意識し、同様のミスを防ぐ体制を整えました。失敗を振り返り、改善につなげる姿勢を大切にしています。
繁忙期を想定し、自己管理ができるかを確認されています。単なる趣味の紹介ではなく、仕事への切り替え方法まで話すのがポイントです。無理をしすぎない姿勢や相談のタイミングを示せると安心感があります。
【回答例】
ストレスを感じた際は、まず原因を整理し、対応できることとできないことを分けるようにしています。あわせて、運動や十分な睡眠を心がけ、気持ちを切り替えています。無理を溜め込まず、早めに対処することを意識しています。
ここでは条件面の確認だけでなく、姿勢や本音が見られています。受け身にならず前向きな意図をもって答えることが重要です。逆質問は評価を上げるチャンスでもあります。
この質問では、志望度の高さと企業選びの軸を確認されています。正直に答えつつ、「どんな観点で企業を比較しているか」「最終的に何を重視しているか」を補足すると、考えの一貫性が伝わるでしょう。特定の企業に強い関心を持っている場合は、その理由を簡潔に添えると好印象につながります。
【回答例】
はい、同じく事業会社の経理・財務ポジションを中心に、複数社の選考を受けています。その中でも御社は、事業内容と成長フェーズ、そして経理・財務が経営に近い役割を担っている点に魅力を感じ、第一志望としています。他社も検討していますが、最終的には会計士として長期的に価値を発揮できる環境かどうかを重視して判断したいと考えています。
覚悟と現実理解を確認する質問です。「大丈夫です」と即答するより、理解したうえで工夫する姿勢を示す方が評価されます。過去の忙しい経験と結びつけて説明すると説得力が増すでしょう。
【回答例】
繁忙期があることは理解しています。これまで忙しい時期を経験したなかで、優先順位を整理しながら対応してきました。体調管理や相談のタイミングを意識し、業務品質を保ちながら取り組みたいと考えています。
語学力そのものより、業務への影響度を見られています。レベルを正直に伝えたうえで、学習意欲や今後の対応を補足すると好印象です。誇張せず、実務で使える範囲を明確にしましょう。
【回答例】
日常会話レベルではありませんが、会計や監査に関する英語資料を読む経験はあります。現状に満足せず、必要に応じて学習を継続していきたいと考えています。業務に支障が出ないよう努力します。
逆質問は、志望度と主体性を示す重要な場面です。業務内容や育成環境、キャリア形成に関する質問は前向きに受け取られます。調べれば分かる内容は避け、実際に働く視点で考えた質問を用意しましょう。
【回答例】
若手のうちにとくに意識して身につけておくべきスキルや姿勢があれば教えてください。実務を通じて成長していくためのヒントを伺えれば幸いです。
入社時期の調整可能性を確認する実務的な質問です。結論を明確に伝えたうえで、必要があれば柔軟性も補足します。曖昧な表現は避け、スケジュール感を整理して答えることが大切です。
【回答例】
現時点では〇年〇月からの入社が可能です。詳細な時期については、御法人のご都合に合わせて柔軟に調整したいと考えています。
公認会計士の面接は、転職先によって見られるポイントや深掘りの仕方が変わります。
それぞれの面接傾向を理解したうえで準備することが内定への近道になるでしょう。
事業会社の面接では「数字を使って会社にどう貢献できるか」が重視されます。監査の正確さよりも、決算や分析結果を意思決定につなげる視点を持っているかが問われる傾向があるでしょう。
面接では、会計論点を説明するだけでなく、その結果をどう活かし、関係者とどう調整したかまで語れると評価が高まります。監査経験を話す場合も、指摘した点ではなく、相手に理解してもらい改善につなげた点をアピールするとよいでしょう。
また、会社ごとの文化差が大きいため、逆質問を通じて働き方や期待役割を確認する姿勢も、ミスマッチ防止の観点で好印象です。
Big4の面接では論理性と再現性が強く求められるでしょう。面接は2〜3回行われることが一般的で、一次・二次と進むにつれて質問の深さが増していきます。
ケース面接のように、前提条件を整理しながら考えを述べさせる質問が出ることもあります。対策としては、結論から話し、理由や根拠を順序立てて説明する型を徹底することが重要です。
また、Big4ならではの組織規模やグローバルな業務環境を理解したうえで、成長意欲を言語化できると評価につながるでしょう。
中小監査法人の面接では人柄や相性が結果を左右することが少なくありません。1回の面接で完結するケースが多く、パートナーや所長が直接面接することも一般的です。
アットホームな雰囲気のなかで進む一方、価値観や働き方が合うかを慎重に見られています。対策としては、形式的な回答よりも、自分の考えや仕事観を素直に伝えることが大切です。なぜその法人を選んだのか、自分はどんな形で貢献したいのかを具体的に語れると好印象を与えられます。
公認会計士の面接では、内容の良し悪し以上に「どう伝えるか」が評価を左右します。ここでは、限られた時間でも要点を分かりやすく伝えるための、実践的な説明テクニックを紹介します。
面接でもっとも使いやすく、評価されやすいのがPREP法です。
P(Point):結論
R(Reason):理由
E(Example):具体例
P(Point):結論の再述
PREP法とは、結論→理由→具体例→結論の再提示の順で話すフレームワークを指します。この型を使うことで、話の軸がぶれにくく、面接官も内容を理解しやすくなるでしょう。
業務では、判断理由を第三者に説明する場面が多いため、PREP法で話せるかどうかは実務適性の判断材料にもなります。志望動機や強み、失敗談など、ほぼすべての質問に応用できる点も大きなメリットです。
たとえば「なぜ事業会社の会計士を志望しますか?」という質問では、以下のようにPREP法で整理できます。
P:「一社の数字に継続的に向き合い、意思決定に近い立場で会計の専門性を活かしたいからです」
R:「事業会社では、決算や予算管理を通じて、数字を経営判断や事業改善につなげる役割が求められると考えています」
E:「これまでの経験では、数値の正確性だけでなく、その背景やリスクを分かりやすく伝えることが重要だと感じてきました。御社では、経理・財務が経営に近い立場で関わると伺っており、その点に魅力を感じています」
P:「数字を通じて事業の成長を支える会計士として価値を発揮したいと考え、事業会社を志望しました」
この流れを意識するだけで回答全体が整理され、論理的な印象を与えられます。
公認会計士の面接対策は、情報収集だけでは完成しません。評価ポイントや頻出質問を理解していても、実際に声に出して話すと、論理が崩れたり時間配分を誤ったりしがちです。
そこで有効なのが、業界を熟知したプロによる模擬面接です。客観的な視点で回答内容や話し方を修正することで、自分では気づきにくい弱点を補えます。本番前に実践的なフィードバックを受けておくことで、自信を持って面接に臨める状態を整えましょう。WARC AGENTなら、業界に詳しいエージェントが模擬面接を丁寧にサポートします。ぜひお気軽にご相談ください。

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