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2025/01/17 公開2025/01/23 更新

公認会計士に必要な英語力とは?業務別に求められるスキルと活かし方

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「公認会計士として、英語ができたらどんなチャンスが広がるんだろう?」
「英語力がキャリアアップに直結するって本当?」


このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
公認会計士の仕事では、監査法人や外資系企業、さらにはグローバルな会計コンサルティングの場で英語を使うシーンが増えています。

この記事では、公認会計士が業務で英語を求められる理由や、その必要性、さらに英語を使ったキャリアアップの可能性について解説します。


英語力を高める効果的な方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

公認会計士が英語を求められる理由

公認会計士にとって英語力が重要視される背景には、グローバル化の進展と業務の多様化があります。


国際取引の増加に伴い、多国籍企業や外資系企業と関わる機会が増え、共通言語として英語を使う場面が急速に広がっているのが現状です。
また、監査法人では、海外クライアント対応や英語での監査報告書作成、会議でのやり取りが日常業務の一部となっています。

こうした環境の中で、英語力はキャリアアップや国際的な競争力を得るための必須スキルといえるでしょう。

公認会計士の業務における英語の必要性

公認会計士が日常業務で英語を使う必要性は、業務内容のグローバル化に伴い、ますます高まっています。

以下では、場面ごとに英語の必要性について詳しく解説するので確認してみてください。

監査法人における英語力の必要性

監査法人では英語力が欠かせません。国際的なクライアントを担当する際には、監査報告書の作成やクライアントとのメールや会議がすべて英語で行われる場合があります。

さらに、海外の会計基準である国際財務報告基準(IFRS)を扱う際にも英語資料を読む力が求められます。

英語力があることで、国内外の大規模なプロジェクトに参加するチャンスが広がるため、キャリアの成長に直結するのです。

外資系企業の監査業務での英語

外資系企業をクライアントとする場合、業務の多くが英語で進行します。
決算書や契約書などの重要な文書は英語で作成されているため、それを正確に理解し、対応するスキルが必要です。

また、クライアントの担当者が外国籍であることも珍しくなく、英語でのスムーズなコミュニケーションが業務の円滑な進行に欠かせません。
特に、専門的な内容を含むやり取りでは、適切な表現で意思疎通を図る能力が求められます。

グローバルな会計コンサルティング業務における英語

グローバル市場での会計コンサルティング業務では、英語を使う頻度がさらに高まるでしょう。

多国籍企業の会計管理、海外進出のサポート、国際税務のアドバイスなど、業務内容は多岐にわたります。

このような環境では、単なる英語の読み書きだけでなく、クライアントと信頼関係を築くための高度なコミュニケーションスキルが求められるでしょう。

さらに、会計士自身が海外での勤務を希望する場合、英語力がその第一歩となります。

英語力を磨くことで、監査法人や外資系企業、さらにはグローバルなプロジェクトで活躍する機会が得られるため、英語力を身につけることはキャリアアップの鍵といえるでしょう。

Big4監査法人での英語使用

大手監査法人Big4では、英語を使う場面が多くあります。Big4とは、日本で規模が大きい以下の4つの監査法人のことです。

  • 有限責任あずさ監査法人
  • 有限責任監査法人トーマツ
  • PwCあらた有限責任監査法人
  • EY新日本有限責任監査法人

クライアントの幅が広く大きな案件を取り扱う機会が多いため、このような監査法人ではとくに英語のスキルが活用できます。

Big4で英語を活用する機会

海外クライアントとのやり取りや国際プロジェクトへの参加では、英語が共通言語として欠かせません。
監査報告書や財務諸表の作成、クライアントとの会議、メール対応など、業務のあらゆる場面で英語を活用する機会があります。

さらに、グローバル案件では複数の国のチームと連携することが一般的で、スムーズなコミュニケーションが重要です。
また、国際財務報告基準(IFRS)や米国会計基準(US GAAP)を扱う業務では、専門的な英語力が求められます。

▼詳しくはこちら

公認会計士で有名なBIG4とは?監査法人のBIG4を徹底解説 | WARCエージェント マガジン

一般企業での英語使用シーン

大手監査法人で英語力が必要なことを紹介しましたが、英語が必要なシーンはそれだけではありません。公認会計士が一般企業で英語を使用する場面も増加しています。

ここからは、一般企業で英語が活用できる具体的な業務シーンを紹介します。

外資系企業で経理・財務業務を担当する

外資系企業では、英語が業務の共通言語として使用されることが多いようです。
そのため、経理や財務の分野では、英語で記載された決算書や契約書を扱う必要があります。

また、親会社や海外の取引先とのコミュニケーションも、ほとんどが英語です。
たとえば、海外本社との会議では、英語で財務報告を行ったり、予算に関するディスカッションをしたりする場面が多々あります。

英語力が高ければ、外資系企業での活躍の幅が広がり、責任あるポジションを任される可能性が高まるでしょう。

海外子会社管理と英語力

多国籍企業の公認会計士は、海外子会社の財務や経営を監督する役割を担っています。この業務を行う際、英語を使ったやり取りが必要です。

たとえば、子会社の決算資料を確認したり、現地の財務責任者との会話を通じて財務状況を把握したりします。

また、監査やコンプライアンスの観点から、現地の法律や規制に関する資料を英語で理解するスキルも必要です。

英語でのスムーズなコミュニケーションは、現地スタッフとの信頼関係構築にもつながるでしょう。

クロスボーダーM&Aにおける英語力

クロスボーダーM&Aでは、英語は業務遂行のために非常に重要となります。
クロスボーダーM&Aとは、譲渡企業または譲受企業のいずれかが海外企業であるM&A(合併や買収)のことです。

取引に関わる契約書や合併計画書の作成・レビュー、企業調査では、正確な英語の読み書きが必要となるでしょう。

また、買収先企業の経営者や投資家と交渉する際には、専門的な会計や財務用語を用いた英語の会話力が求められます。

このように、一般企業においても、外資系企業やクロスボーダー案件に携わる場合、英語力があることで、より仕事の幅が広がるでしょう。

英語力が公認会計士のキャリアに与える影響

公認会計士にとって英語力は、単なるスキルではなく、キャリアの幅を広げる強力な武器といえます。

以下では、英語力が公認会計士のキャリアにどのような影響を与えるのかを具体的に紹介するので、確認していきましょう。

英語力がキャリアの幅を広げる理由

国内企業だけでなく、外資系企業や海外子会社を持つ日本企業では、英語が業務上の共通言語として使われることが増えているため、英語力がキャリアの幅を広げてくれるでしょう。

たとえば、国際財務報告基準(IFRS)や米国会計基準(US GAAP)を扱う業務では、英語の文献を読んだり、報告書を作成する能力が必須です。

さらに、英語力を持つことで、海外プロジェクトや国際部門での業務にも参加しやすくなります。

転職市場で有利になる英語力

英語力のある公認会計士は、転職市場で有利になります。
英語が使えることで対応可能な業務が広がり、特に外資系企業や多国籍企業での需要が高いためです。

これらの企業では、英語力が応募条件として明記されることも多く、海外クライアントとのやり取りや国際財務報告基準(IFRS)を扱う業務に対応できる人材は重宝されます。

TOEICやIELTSで高スコアを持っていると、履歴書や職務経歴書に具体的な説得力を加えることができるでしょう。
また、英語を活かせる職場ではキャリアアップの可能性も広がり、将来的な選択肢が増えることも魅力です。
常にスキルを磨き続けることで、より多くのチャンスを掴めるでしょう。

グローバルなチャンスをつかむ

英語力のある公認会計士には、グローバルな舞台で活躍するチャンスが広がっています。

海外の監査法人や多国籍企業の経理部門で働いたり、国際的な会計コンサルティング案件に携わったりすることが可能です。
とくに、クロスボーダーM&Aや国際税務の分野では、クライアントとの交渉や契約書の確認といった場面で英語力が業務の成果を左右します。
また、海外勤務を目指す際にも英語力は大きな武器となり、採用の可能性を高めてくれるでしょう。


英語力は、公認会計士がキャリアの幅を広げ、転職市場での強みを活かし、国際的な活躍の場を切り開くために欠かせないスキルといえます。
グローバル化が進む中、英語力を磨くことは将来の可能性を広げる一歩です。

公認会計士に求められる英語力のレベル

ここまでは、公認会計士のキャリアアップに英語力が重要なことを紹介しました。では、業務に必要な英語力はどのくらいあれば十分なのでしょうか。

ここからは公認会計士に求められる具体的な英語力の目安と、業務ごとのスキル要件を解説します。

一般的なTOEICスコアの目安

公認会計士に求められるTOEICスコアの目安は700点以上です。

外資系企業や監査法人の国際部門で働く場合は、800点以上を求められることもあるでしょう。

TOEICスコア

業務レベル

700点~

日常会話は対応できるがビジネスでの実務的な会話は難しい

800点~

ビジネスでの実務的な会話が可能で、英文の財務諸表の読解もできる

900点~

さらにレベルが高いコミュニケーションが可能

TOEICスコアは、英語の基礎力やビジネスコミュニケーションスキルを測る指標となります。

700点レベルであれば、基本的な業務メールや簡単な英語の会議には対応可能ですが、800点以上があれば、公式文章の英語読解や作成も問題なく行えるでしょう。

実際には、TOEICスコアだけでなく、業務での実践力も重要視されるため、リスニング力や英語の文書作成能力を高めることも重要です。

業務別に求められる英語スキル

公認会計士の業務内容に応じて、必要な英語スキルの種類も異なります。

たとえば、クロスボーダーM&Aでは、高度な交渉力や専門用語を駆使した会話能力が必要とされますが、一方で国際税務では、法的文書や規制の解釈において、正確な英語力が求められる場面が多くあります。

このように、公認会計士に求められる英語力は業務内容によって異なりますが、TOEICスコア700点以上を目指すことが基礎的な目標となるでしょう。

さらに、業務の特性に応じて実践的なスキルを磨くことで、キャリアの幅を広げることが可能です。

英語力を活かせる公認会計士の活躍の場

英語力を持つ公認会計士は、国内外を問わずさまざまな場で活躍するチャンスがあります。

以下では、具体的な活躍の場を紹介するのでキャリアアップの参考にしてください。

国際部門での専門的業務

英語力がある公認会計士は、国際部門での専門的な業務で活躍できます。

国際財務報告基準(IFRS)や米国会計基準(US GAAP)を扱う業務では、英語で書かれた資料や報告書を扱えるため重宝されるでしょう。

また、海外のクライアントとの打ち合わせや、グローバルプロジェクトに参加する際にも英語力が活かせます。

大手監査法人の国際部門では、複数の国にまたがる監査プロジェクトを担当するケースがあり、現地チームとの協力が必要となる場面もあるでしょう。

外資系企業への転職と活躍の場

英語力を持つ公認会計士は、外資系企業への転職を通じて活躍の場を大きく広げることができます。
外資系企業では、日常業務で英語を使う機会が多く、英語を使いこなせる人材は即戦力として高く評価されるからです。

財務報告書や契約書の対応、海外の親会社や子会社とのコミュニケーションなど、英語を使った業務が日常的に発生します。
さらに、英語力があれば国際的なプロジェクトに参加したり、多国籍なチームと働く経験を積むことでキャリアの幅を広げたりすることが可能です。

また、外資系企業で仕事の幅が広がれば、さらなる昇進やキャリアアップのチャンスも増えるでしょう。
英語力は公認会計士の専門性を高め、キャリアアップを後押しする重要なスキルといえます。

海外勤務のチャンス

英語力のある公認会計士には、海外勤務のチャンスが大きく広がります。

多国籍企業や海外拠点を持つ企業では、現地子会社の監査や財務管理を任されることが多く、英語力が求められる場面が多いでしょう。
とくに、クロスボーダーM&Aや国際税務といったグローバルな業務では、クライアントや現地スタッフとのやり取りがすべて英語で行われるため、円滑なコミュニケーションが欠かせません。

また、海外の監査法人や経理部門への異動や転職では、英語力が採用や昇進の大きな決め手になることもあります。
海外勤務の経験は、キャリアの選択肢を広げるだけでなく、国際的な視野やスキルを養う貴重な機会です。英語力は、そんな新しい挑戦への扉を開く鍵になるでしょう。

グローバルキャリアを目指す公認会計士の選択肢

公認会計士がグローバルな舞台で活躍するためには、英語力を活かせる選択肢を知り、積極的に活用することが重要です。

以下でその具体例を紹介します。

米国公認会計士(USCPA)資格の取得

英語を活かせる選択肢として、米国公認会計士(USCPA)資格を取得する方法があります。

この資格は、アメリカにおける会計・税務のプロフェッショナルであることを示す資格です。
取得すれば、多国籍企業や外資系企業で高く評価されるでしょう。

また、米国公認会計士試験は英語で実施されるため、資格取得そのものが英語力を向上させる絶好の機会ともなります。

日本と海外では税金や会計のルールが異なるため、資格を取得することで海外の監査法人や国際税務の分野で重宝され、キャリアアップにつながるでしょう。

▼米国公認会計士について詳しく知りたい方はこちら

USCPA(米国公認会計士)の難易度とは?仕事内容、年収、やりがいに迫る | WARCエージェント マガジン

海外監査法人での就職

英語力のある公認会計士には、海外監査法人で働くという選択肢があります。

就職方法としては、現地の監査法人への直接応募や海外転職エージェントの利用、または現在の監査法人から国際部門や海外拠点への異動を目指す方法があります。
TOEICやIELTSなどの高スコアは、英語力を客観的に示す手段として役立ち、選考時に有利となるでしょう。
さらに、海外就職では英語力に加え、異文化への理解や柔軟性が求められるため、事前に現地の文化や働き方を学んでおくことが重要です。
海外での経験はキャリアの幅を広げ、さらなる成長につながるよい機会となるでしょう。

多国籍企業での経理・財務職

英語力のある公認会計士には、多国籍企業で経理や財務職に就く道があります。

多国籍企業では、財務報告書や契約書の作成、経営会議での発表など、多くの業務が英語で行われることが多いため、英語を使いこなせる人材は重宝されるでしょう。

就職方法としては、求人サイトや転職エージェントを通じて直接応募する方法や、現在の職場での社内異動を目指す方法があります。
転職エージェントは職場の内部事情に詳しく、事前に自分が希望する働き方ができるか確認できるためおすすめです。

公認会計士のための英語力向上を図るためには

ここからは、実際に英語力を向上させる方法をご紹介します。
業務のなかで学ぶ方法と自己学習法に分けて紹介するので、それぞれ確認してみてください。

業務内で実践的に学ぶ方法

英語力は、実際の業務を行う中で高めることが可能です。

たとえば、英語での会議に積極的に参加し、自分の意見を発言することは、リスニング力とスピーキング力の向上につながります。

また、海外クライアントとのメールや電話対応では、実務で使える英語表現を自然に身につけることが可能です。

さらに、英語で書かれた監査報告書や財務資料を読み解くことで、専門的な語彙力も強化されます。

日常業務の中で、英語を使う機会を意識的に増やすことが重要です。

効果的な自己学習法

英語力を向上させるためには、業務外での自己学習も欠かせません。
TOEICやIELTSなどの資格試験を目標にすることで、学習の方向性を明確にできるでしょう。

また、会計や財務に特化した英語教材やオンラインコースを活用すれば、実務に直結する専門用語や表現を効率よく学べます。

日常では、英語ニュースやポッドキャストを取り入れ、リスニング力を鍛えるのがおすすめです。
英語で業務メモやメールを作成する習慣をつけることで、実践的なスキルが身につくでしょう。
オンライン英会話や語学交換アプリを活用して、スピーキングの機会を増やすのも効果的です。

隙間時間を見つけて学習を積み重ねていきましょう。

英語を活かして公認会計士のキャリアアップを図ろう

英語力は、公認会計士がキャリアを大きく広げるための重要なスキルです。
日常業務で英語を実践的に使いながら、自己学習を組み合わせることで、着実に力をつけることができます。
英語力を高めることで、国内外のさまざまなプロジェクトに参加するチャンスが増え、国際的な舞台で活躍する可能性を広げられるでしょう。

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WARC AGENT マガジン編集部

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