記事FV情シス

情シス(情報システム)の副業は許される?仕事を得るやメリット、注意点を解説

2024/02/21 更新

情シスが副業について考える際「副業しても問題ないのか」「どのように仕事と両立させるべきか」などと、疑問を抱く人は少なくありません。企業で働いている場合、副業を始める前に押さえておくべきポイントがあります。事前に副業のメリットや注意点を理解すると、安心して副業をスタートできるでしょう。

この記事では、情シス向けのおすすめ副業、メリット、および注意点について説明します。

情シス(情報システム)正社員の副業は許される?

企業で働く情シスの中には、副業が許可されているのか気になる人は多そうです。副業の定義や基本的な考え方を理解するために、国が定めた定義を把握しましょう。

法律の副業における文言が変更された

厚生労働省は、平成30年1月に策定した「副業・兼業に関するガイドライン」内の「モデル就業規則」(※1)において、これまでの文言を削除し、新しい規定を設けました。 

  • 削除文:11条第6号 許可なく他の会社等の業務に従事しないこと
  • 新設文:第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。

新しい規定によれば、労働者は勤務時間外にほかの会社などの業務に従事できるとされています。国は、基本的に勤務時間外での副業を制限しない姿勢を採り始めたのです。 ただし、各企業の規則によって副業が制限されるケースもあるため、次節の説明を確認してください。

(※1)参考:厚生労働省「副業・兼業に関するガイドライン(9ページ)」

在職中の副業の可否を確認する 

法的には兼業は制限されていないものの、本業を持っている場合、副業をしていいか企業に確認する必要があります。「副業・兼業に関するガイドライン」内の「モデル就業規則」(※2)には、企業が副業を制限・禁止できる条件が明記されているからです。副業によって本業の業務が疎かになったり、企業の機密情報漏洩の可能性があったりする場合、会社は従業員の兼業を制限できます。

兼業を希望する場合、まずは就業規則の副業に関する部分のチェックが必要です。副業が制限されていても、やむを得ず行いたい理由がある場合は、上司と相談するのも一つの方法でしょう。

(※2)参考:厚生労働省「副業・兼業に関するガイドライン(9ページ)」

情シス(情報システム)が副業するメリットは?

情シスが副業をスタートするからには、兼業のメリットについて知りたいところです。副業をすると、本業では得られない経験ができることを知りましょう。

収入がアップする

情シスが副業をすると、本業の給与にプラスの収入を得られます。副業は本業の労働時間外に行われるため、その分の収入も自然と増えるものです。副業の内容や個人のスキルに応じて報酬は異なりますが、働き方によっては本業の収入を上回ることもあります。 収入が増えると家計が安定し、貯蓄を増やしたり、これまで叶わなかったことに挑戦したりする余裕も生まれるでしょう。生活の柔軟性が高まり、仕事とプライベートの両方を目指せます。

新たなスキルを身につけられる

副業により、本業では得られなかったスキルを身につける機会が広がります。情シス関連の分野で副業する場合、未経験の領域に踏み込むと本業の知識に厚みが出るものです。情シス以外の分野にチャレンジすれば、これまで接点のなかった業界の知識が身につくでしょう。

このような経験を通じて人生の見識が広がり、新しいスキルの習得によりさらなるキャリアアップが可能です。また、副業の収入が本業を上回ると、独立して事業を立ち上げることもでき、働き方の選択肢が広がります。

情シス(情報システム)の副業で注意したい点は?

副業未経験の人にとって、兼業する上での注意点をあらかじめ知っておきたいものです。副業におけるルールや、社会人として責任ある行動をとる必要性を理解しましょう。

副業の仕事量をセーブする

前述の「在職中の副業の可否を確認する』で述べた通り、副業によって本業に支障をきたさないよう注意する必要があります。

最も気をつけたい例は、副業に没頭しすぎて本業が疎かになる可能性です。特に、副業が軌道に乗り仕事量が増えてくると、作業時間が長引く場合があります。深夜まで働いたり、睡眠不足になったりすることで、本業での評価が下がるリスクがあるのです。

あくまでも本業が主体であるという自覚を持ち、副業の仕事量のセーブを心がけましょう。

秘密保持義務を守る

本業や副業で得た企業の機密情報は、外部に漏らしたり、本来の目的以外で使用したりしないように注意が必要です。労働者は法的に、職務で知り得た重要な情報を外部に持ち出さない責任を負います。

特に、リモートワークの場合はどこにいても仕事ができて便利ですが、カフェや電車内などでの作業は情報漏洩のリスクが高く危険です。副業では作業場所を慎重に選び、秘密情報の保護を徹底しましょう。

確定申告が必要

副業の収入が以下のように一定額を超えた場合、確定申告を行う必要があります。

  • 副業収入が20万円以上:確定申告が必要
  • 副業収入が20万円以下:確定申告の義務なし

確定申告とは、収入を国に報告し、翌年から支払う税金の額を確定させる手続きです。本業の収入については会社が年末調整として手続きを行ってくれますが、副業分は各自で確定申告する必要があります。

また、確定申告の期限は毎年決まっており、2月中旬から1ヶ月間の間に行わなければなりません。期限を過ぎると申告できなくなるので、副業収入が多い人は期限を守って手続きを行うようにしましょう。

情シス(情報システム)が副業を得る方法は?

情シスが副業を探すには、仕事を見つけられるクラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。ここでは当サイトおすすめのクラウドソーシングサイトを紹介するので、それぞれの特徴をチェックしましょう。

Workship|副業者と企業をマッチング

2018年に立ち上げられたWorkshipは、フリーランサーや副業者を対象とした新しいクラウドソーシングサイトです。さまざまなジャンルの仕事があり、エンジニアやデザイナー、ディレクターなどの案件を希望時給で検索できます。

案件の詳細はサイトに登録した後で見られるようになりますが、一部公開された情報は閲覧可能です。ホームページが使いやすく設計されており、初心者でもストレスなく利用できます。

参考:Workship(ワークシップ)

シューマツワーカー|エンジニアやデザイナーにおすすめ

シューマツワーカーは、業界トップクラスの実績を持つクラウドソーシングサイトです。提供される案件の99%がリモートワーク可能なので、本業や家庭の事情で忙しい人でも空いた時間を活用して副業を始められます。

また、シューマツワーカー独自の案件も豊富で、ほかのサイトでは魅力的な仕事を見つけられなかった人にもおすすめです。さらに、スタッフからのサポートが受けられるので、初めての副業にも安心して利用できます。

参考:シューマツワーカー

プロの副業|本業スキルを活かせるプロのための副業紹介サービス

プロの副業は、デジタルマーケティングや広報PR案件に特化したクラウドソーシングサイトです。広告やマーケティング分野で数々の実績を積み重ねた信頼性の高いプラットフォームであり、利用すると今まで以上のキャリア形成を実現できます。 プロの副業は多様な働き方が可能で、週に1日から始めて月収10万円以上を目指すことも可能です。上流工程の戦略設計など、高度なプロジェクトへのチャンスもあるので、気になる方はぜひ案件を探してみてください。

参考:プロの副業

ランサーズ |仕事のジャンルが豊富

ランサーズは、多岐にわたる仕事ジャンルが特長の、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。350以上の仕事カテゴリから、自分に合った案件を見つけ出せます。自ら積極的に案件に応募するだけでなく、スカウト制度を活用してクライアントからの依頼を受けることも可能です。

参考ランサーズ

クラウドワークス|案件数が特に多いプラットフォーム

クラウドワークスは、クラウドソーシングサイトの中で特に多くの案件が提供されているサービスです。多くの副業者やフリーランサーが登録しており、ワーカー数はクラウドソーシングサイトの中で最多とされています。 

ほかのサイトが案件内容を非公開にしている中、クラウドワークスは登録せずに情報をチェックできるのが特徴です。副業を始める前に、案件や業界の調査に活用したい方にも向いています。

参考:クラウドワークス

Bizseek|全体戦略や上流設計が得意な人

Bizseekは、全体戦略や上流設計の案件に特化したクラウドソーシングサイトです。Bizseekの魅力は、上流工程の案件が豊富な上、手数料が非常にリーズナブルな点にあります。一般的なクラウドソーシングサイトの仕組みでは、報酬の数%が手数料として差し引かれるのが一般的です。

大手サイトの手数料は収入の5%〜20%に達する場合もありますが、Bizseekでは5%〜10%と非常に低額に設定されています。また、Bizseekはまだ利用者数が少なく、案件への応募倍率が低いため、副業初心者でも確実に仕事を受けられる可能性が高いです。

参考:Bizseek

ココナラ|自分のスキルを出品できる

ココナラは、副業者が自らスキルを提供できるタイプのクラウドソーシングサイトです。通常、ほかのサイトではあらかじめ決まった仕事内容や報酬に応募する形をとります。しかし、ココナラではワーカー自身が自分の得意分野を提供し、価格を設定できるシステムが採用されています。

仕事のジャンルも幅広く、リモートワークから出張作業までさまざまな得意分野の出品が可能です。自身が得意とする分野がある人は、ぜひ一度挑戦してみましょう。

参考:ココナラ

情シス(情報システム)が副業を始めるなら下調べが肝心

国による副業を奨励する取り組みが広がりつつある中、兼業に対する関心が高まっています。ただし、副業は一定の責任が伴うため、事前に企業の就業規則を確認し、確定申告などの手続きについても理解しておくなど準備が必要です。

副業を始める際には十分な準備をして、新たなキャリアのスタートを切りましょう。

著者画像

株式会社WARC

向井 達也

レバレジーズに入社し、IT領域を中心とした人材紹介事業に従事。その後ベンチャー企業の紹介事業においてグロースフェーズに携わり、2020年WARC入社。現時点でのキャリアやスキルを掘り下げ、潜在的な希望を引き出すキャリアアドバイスを心がける。ベンチャー、スタートアップにおける情報システム部門に強みを持ち、国家資格キャリアコンサルタントを保有。