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情シス(情報システム)の仕事向けのおすすめ書籍8冊と必要なスキルを詳しく解説

2024/02/21 更新

情シスの職務では、新しいテクノロジーを学び、ビジネスに適用することが不可欠です。そのため、常に学習が重要です。

そこで、今回は情シスのスキル向上に役立つおすすめの書籍をご紹介します。これらの書籍を読むことで、スキル向上に寄与する知識やアイデアを得られるでしょう。勉強を進めたいけれど、何を読んでいいか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

情シス(情報システム)の基本を習得するためのおすすめ書籍5冊

まず初めに、情シスの基本から学びたい方に向けて、おすすめの書籍5冊をご紹介します。これらの本は基本的な知識を身につけるのに役立つものであり、情シスへの転職やキャリアチェンジを考えている方にもおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

①小さな会社のIT担当者になったら読む本

「小さな会社のIT担当者になったら読む本」は、中小企業やスタートアップのIT担当者を対象にした実践的なガイドブックです。IT担当者が小規模な組織で効果的に業務を遂行するためのノウハウやベストプラクティスが詳細に説明されています。

この本では、ITインフラの構築と運用、ネットワーク管理、データバックアップ、セキュリティ対策、トラブルシューティングなど、幅広いトピックが網羅されています。著者は、小さな組織における実務経験が豊富であり、読者に具体的なアドバイスや実践的なヒントを提供します。

さらに、限られた予算やリソースで効率的にIT業務を遂行する方法についても解説されており、小規模企業向けのツールやソフトウェアの選定についてもアドバイスが掲載されているのが特徴です。

この書籍は、経験が浅いIT担当者にとって非常に価値のあるリソースであり、ITの基本的なスキルや実務知識を獲得したい人に向いています。特に小さな組織でのIT業務に携わる予定の人にとって、スムーズな業務遂行と問題解決の手助けとなるでしょう。

参考:日本実業出版社「小さな会社のIT担当者になったら読む本」

②この1冊ですべてわかる 新版 SEの基本

「この1冊ですべてわかる 新版 SEの基本」は、ソフトウェアエンジニア(SE)の基本的な知識とスキルについて包括的に解説する書籍です。初版が2009年に刊行され、2022年に新たな版が登場し、現代のIT業界における重要なトピックにも焦点を当てています。

この書籍は、SEにとって必要な技術面だけでなく、プロジェクトのマネジメントについても詳しく説明しています。そのため、SEが習得すべきスキルや知識を一冊で学ぶことができます。

特に新版では、最新のITトレンドに焦点を当てており、ビッグデータ、IoT、AIなどの分野について詳細に解説しています。これにより、読者は最新の技術とトピックについても知識を深められます。

この書籍はSEの基本から応用までを網羅し、SEとしてのスキルを向上させたい人やSEのキャリアを構築したい人にとって有用なリソースです。さまざまなSE関連のトピックを効率的に学び、プロジェクトでの成功に貢献する手助けとなるでしょう。

参考:日本実業出版社「この1冊ですべてわかる 新版 SEの基本」

③先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務

「先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務」は、新たなシステム管理者が必要とする知識と実務についてわかりやすく解説する実用的なガイドブックです。初心者から中級者まで幅広いレベルの読者を対象にしており、システム管理の世界に足を踏み入れる人にとって非常に役立つでしょう。

この書籍では、システム管理の基本から、ネットワーク管理、セキュリティ、バックアップ、トラブルシューティングなど、幅広いトピックを包括的に取り上げています。内容は、専門的な知識がない読者でも理解しやすく、ステップバイステップのアプローチでわかりやすいです。

特に注目すべきは、経験豊富なシステム管理者による実務的なアドバイスやヒントが豊富に盛り込まれている点でしょう。これらのアドバイスは、日常の業務で役立つだけでなく、問題解決やベストプラクティスの理解にも役立ちます。

「先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務」は、システム管理者としてのスキル向上を目指す人や、システム管理の仕事に関心を持つ人にとって、実践的で手に取りやすいリソースです。新たにシステム管理の職務を担当する前に、この本を読んで知識を習得することで、自信を持って業務に臨むことができるでしょう。

参考:翔泳社「先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務」

若手ITエンジニア 最強の指南書

「若手ITエンジニア 最強の指南書」は、新人から若手のITエンジニア向けに、成功するための道筋やキャリアの構築に関する実用的なアドバイスを提供する書籍です。この本は、以下のポイントで内容が構成されています。

  1. キャリアのスタートから築き上げる方法:ITキャリアの初期段階から、キャリアの方向性を決定し、スキルセットを構築する方法を説明。
  2. 技術スキルの向上:プログラミング、ネットワーキング、セキュリティ、データベースなど、ITエンジニアに必要な幅広い技術スキルの向上に焦点を当てて説明。
  3. ソフトスキルの重要性:コミュニケーション、問題解決、プロジェクト管理、リーダーシップなど、ソフトスキルの磨き方とその重要性について説明。
  4. キャリアの進化:キャリアの進化に関するアドバイスや、異なるキャリアパスへの移行についての情報提供。
  5. 成功事例:成功したITエンジニアの体験談やキャリアの進化に関する事例が示され、読者に具体的な指針提供。

この本は、若手ITエンジニアが自分のキャリアを築く際に必要な情報や洞察を提供し、成功へのステップを示しています。技術的なスキルやキャリアの戦略を強化したい若手エンジニアに役立つでしょう。

参考:日経BP「若手ITエンジニア 最強の指南書」

⑤先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務

「先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務」は、セキュリティに関する基本的な知識から実務で必要なスキルまで包括的に解説した書籍です。以下のポイントで内容が構成されています。

  1. セキュリティの基礎知識
  2. セキュリティの実務スキル
  3. セキュリティの実践的なアドバイス
  4. セキュリティの事例と解説
  5. セキュリティのキャリアとトレンド

この本はセキュリティに関心を持つ初学者から実務経験者まで幅広い読者に向けたリソースとして役立ちます。セキュリティの基本から実務スキルまで包括的にカバーされており、セキュリティ分野での知識とスキルの向上に貢献するでしょう。

参考:翔泳社「先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務」

情シス(情報システム)のシステム開発におすすめの書籍3冊

次に、システム開発に関心がある方に向けて、おすすめの書籍3冊を紹介します。これらの本は、基本的な内容よりも高度な情報を提供しており、より高度な知識を追求したい読者に適しています。上級者向けの参考書としてご検討ください。

①ソフトウェアテストの教科書

「ソフトウェアテストの教科書」は、ソフトウェアテストに関する包括的な情報源で、ソフトウェア開発プロセスでのテストの役割と方法を探求します。この本は、ソフトウェアエンジニアやテスター、品質管理担当者、プロジェクトマネージャーなど、ソフトウェアテストに関わるあらゆるプロフェッショナルに価値のある情報を提供している本です。

本書では、ソフトウェアテストの基本から応用に至るまで、幅広いトピックが網羅されています。テスト計画の策定、テストケースの設計、実行、バグの報告、トレーシング、自動化テスト、性能テスト、セキュリティテストなど、テストのあらゆる側面に焦点が当てられています。

また、品質保証の原則や留意点、テスティングプロセスの最適化、テスティングのツールと技術、そしてテスティングの将来についても言及しています。

そのため、ソフトウェアテストの専門家から初心者まで、幅広い読者に価値のあるリソースとなり、ソフトウェアの品質向上とエラーの最小化に貢献します。

参考:SBクリエイティブ「ソフトウェアテストの教科書」

②はじめての上流工程をやり抜くための本

「はじめての上流工程をやり抜くための本」は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける上流工程に焦点を当てた実用的なガイドです。プロジェクトの初期段階で要件定義、設計、計画、およびプロジェクトの方向性を確立するためのスキルを身につけることを支援します。

この本は、上流工程の理解と実践に焦点を当て、初心者から経験豊富なプロジェクトマネージャーやエンジニアまで幅広い読者に適しています。

内容は要件収集、分析、設計、リスク管理、プロジェクト計画、コミュニケーションスキルなど、上流工程で必要なトピックを包括的にカバーした内容です。読者は要件の適切な定義、スコープの設定、スケジュールの策定、リスクの識別など、プロジェクトの成功に不可欠なステップを実行するためのスキルを磨くことができます。

この本を読むことで、プロジェクトがスムーズに進行し、予算内で成功するための基盤を築く手助けとなり、上流工程での自信を高めるのに役立ちます。

参考:翔泳社「はじめての上流工程をやり抜くための本」

③お金をドブに捨てないシステム開発の教科書

「お金をドブに捨てないシステム開発の教科書」は、効率的かつ効果的なシステム開発プロジェクトを進めるための書籍です。この本は、システム開発における一般的な課題やリスクを明らかにし、それらを克服する方法を提供しています。

著者は実務経験豊富なプロジェクトマネージャーであり、予算超過や期限遅延などの問題を回避し、プロジェクトの成功を確実にするための戦略を共有しています。本書では、要件定義、スコープ管理、品質保証、リスク管理、コミュニケーションスキルの向上など、プロジェクト全般にわたるスキルとベストプラクティスを提供しています。

読者は、プロジェクトの計画から実行、監視、閉鎖までの各フェーズでのスムーズな進行と問題解決のためのツールや戦略を習得できます。結果として、予算を遵守し、プロジェクトの成功率を高め、無駄なコストを削減できるようになるでしょう。この書籍は、プロジェクトマネージャーやプロジェクトメンバー、経営者、エンジニアにとって貴重なリソースです。

参考:技術評論社「お金をドブに捨てないシステム開発の教科書」

学んだ知識を実践で活用してより良いキャリアの実現を

情シスに関する情報は多岐にわたり、自分に適した情報を見つけて効果的に学習しましょう。学習の過程で、より大きな会社やさまざまな課題にチャレンジをしたくなった場合、転職も視野に入れてみることをおすすめします。

特に職種に特化した転職エージェントなら、情シスの求人情報を幅広く提供してくれるでしょう。転職エージェントの利用により、情シスへの転職がスムーズに実現します。情シスへの転職を検討中の方は、まず転職エージェントにお問い合わせしてみることをおすすめします。

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株式会社WARC

向井 達也

レバレジーズに入社し、IT領域を中心とした人材紹介事業に従事。その後ベンチャー企業の紹介事業においてグロースフェーズに携わり、2020年WARC入社。現時点でのキャリアやスキルを掘り下げ、潜在的な希望を引き出すキャリアアドバイスを心がける。ベンチャー、スタートアップにおける情報システム部門に強みを持ち、国家資格キャリアコンサルタントを保有。