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コラム
2024/05/22 更新

情シス特化エージェントから見た考察②~応募が集まる求人票~

こんばんは。
今回は久々に短いスパンでコラムを書こう!という気持ちが舞い降りてきたので、予告通り求人票について書いてみようと思います。

「そもそも求人票って?」
求人票という言葉を聞いたことが無い方は少ないと思いますが、国語辞典で調べてみると「職業安定法によって定められた、労働条件を明示した書類」といった定義がなされています。

もう少しだけ書くと、求人票には絶対に記載しないといけない項目が決められています。(業務内容・賃金・就業場所など)
それは前提で、ではどんな求人票だと求職者の方からの応募が増えるのでしょうか。
今回は情シス領域という視点で、私なりに応募が集まってくる求人票ってどんなの?というお話を誠に僭越ながら書かせて頂きます。

夏休みに札幌市時計台を見てきました。
そこにあるだけで、人が集まってくる。

基本的なこと

(必須事項は記入されているという前提です。)
求人票を見た時に最初に目が行くポイントは、この辺りだと思うんですよね。

  • 業務内容
  • 必須/歓迎要件
  • 年収

まずはこれらを見て、求職者目線として「業務内容・要件に見合った年収が出る求人なのか」、エージェント目線として「要件に見合った候補者の方がいるのか」という判断をします。

年収については市場動向にも左右されますが、市場のトレンドを踏まえて、見合った年収のバジェットが用意されているかどうかは真っ先に目が行くポイントの一つです。

逆に言うと「業務内容と要件が噛み合っていない」や「業務内容に対して年収が低すぎる(高すぎる場合も)」は、敬遠される要素にもなりえるということだと思います。

良い求人票だなぁと思う瞬間

正直中々出会うことは無いのですが、見た時にすごく時間をかけて作りこんだのが分かる求人は、しっかりと刺さります。

具体的な例を挙げると、

  • 業務内容・要件がすごく分かりやすい
  • 情シス環境の説明が丁寧
  • 年収帯がしっかり業務内容と比例している

こんな感じでしょうか。

一つ目の業務内容・要件で言うと、規模感や組織としての意思判断の仕方が、文字からしっかりと浮かんでくるかどうか。
これがすごく大事だと思います。
例えばマネジメントレイヤーなのであれば、プレイング要素が含まれているのか?どれぐらいの規模のマネジメントを任されるのか?マネジメントラインはどうなっているか?など、細かく知りたい情報はいっぱいあります。

二つ目の情シス環境という点だと、使っているSaaSは何でそもそものインフラ環境は?クラウドであれば何を使っているの?といった情報がしっかり書いてあるかで、印象は大きく変わります。
社内のIT環境が全く一緒!という会社はあまりないはずなので、どれだけ馴染みのある言葉が並んでいるか、またイメージしやすい環境なのかという観点で、しっかりアピールされていると良いなぁと感じます。

最後の年収帯については先ほども書きましたが、ちゃんと同じような要件の求人であれば他の会社さんはどういう評価をしているのか、という観点が含まれているかというのが大切です。
「絶対評価なので他社さんは他社さん」「給与テーブルは非公開なのでオファーを出すタイミングで伝えます」という例もありますが、どれぐらいのゾーンで募集をしているのか、ということは書いて損は無いと思います。

1,000万円以上の方を選考に進めて、最終オファーが600万円だったという事例も見かけたことがありますが、そういう進め方は個人的にはあまり良いとは思いません。
年収よりも大切にしたいことがある!というような方であれば可能性はありますが、そうであればなおさら年収が下がるかもしれないというお話を事前に伝えておくことで、面談・面接の中でアトラクトするポイントが明らかになるので、ちゃんと年収が提示されている求人だと(市場価値に沿っているほど)良い求人だなと感じます。

いけてないなぁと思う瞬間

端的に言うと、良いなぁと思う求人の反対です。
具体的には、

  • 業務内容が薄い
  • 業務環境の書き方が雑
  • 必須スキルと歓迎スキルの内容が一緒(あるいは一部被っている)
  • 年収帯が空白(能力・経験に応じるというもの)

こんな感じですかね。

業務内容が薄いというのはその通りですが、業務環境の書き方については結構よく見かけます。こんなのです。

【環境】
・Windows/Mac
・iPhone
・Jamf
・Salesforce
・SaaS(SmartHR、ジョブカンなど)
・MDM(Intune)
・JAVA
・AWS

極端な例で、実際にこんな求人があった訳ではないです。

これが、

<SaaS>
・MDM(Jamf、Intune)
・SmartHR
<開発環境>
・Java

こんな感じでまとまっていると、一つ一つこだわって作ってあるんだなぁというのも伝わりますよね。

まとめると

  • 見え方大事(きれいにまとめてあるか)
  • 年収大事(要件に見合った求人なのかどうか)
  • トレンドをキャッチしているか大事

といった感じでしょうか。
私は採用する側で求人票を作ったことがないので、そんなことないよ!という内容もあるかもしれませんが、エージェントと企業さんの打ち合わせでは業務内容の深掘りでなく、細かい人物像や求人票には書けないような直近の面接や採用事例などを中心にお話できる場になればと思っています。

また思いついたことがあればコラム更新します!
ではまた。

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株式会社WARC

向井 達也

レバレジーズに入社し、IT領域を中心とした人材紹介事業に従事。その後ベンチャー企業の紹介事業においてグロースフェーズに携わり、2020年WARC入社。現時点でのキャリアやスキルを掘り下げ、潜在的な希望を引き出すキャリアアドバイスを心がける。ベンチャー、スタートアップにおける情報システム部門に強みを持ち、国家資格キャリアコンサルタントを保有。