皆さんこんにちは。
暑い暑い日々がそれにしても続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日の東京は大雨が降ったり、晴れ間が出たりと変な天気です。
(台風の進路にあたる皆さまに比べると全然マシです、被害が大きくならないことを願っています。)
さてこちらのコラムですが、毎月(なんなら毎日)書くぐらいの勢いで開始したものの、気が付けば前回書いたのは5月31日。つまり2か月半ほど何も書いていませんでした。
気が付けばこんな社内夏祭りも終わってしまいました。
そんな中今日コラムを書こうと思ったのは、これまで情シス領域の多くの方のご支援をさせて頂いている中で、私なりに良い職務経歴書とそうでない職務経歴書の違いのTipsが貯まってきたので、
といった観点で、職務経歴書作りに悩んでおられる方に向けたお力になれればと思って、ご覧頂ければと思います。
(あくまで私自身の経験に基づく、ですのでその点はご了承ください!)
まず根本的なところから。
よく分量について質問を受けるのですが、極端に(10ページとか)多くなければ〇枚超えるとダメ、という感覚は私はあまり無いです。
(経験が長い方だと、そちらに比例して分量が増えるのは当然なので)
それよりも、読み手に続きが読みたいと思わせる内容であるかという方が大切だと思います。
工夫の仕方としては、これまでの経歴で①今後も生かしていきたいことは分量を多めにする、②具体的な表現(定量的なデータを用いて)をする、③その先を面接で聞いてみたいなどがあると考えます。
これらについて、もう少し詳しく解説させて頂きます。
①今後も生かしていきたいことは分量を多めにする
さて、転職だ!職務経歴書を書こう!というところから転職活動が本格的に始まると思うのですが、これまでのご経験を全部同じ分量で経歴書に収めることはナンセンスだと思います。
※例えばエンジニア出身の方で情シス経験が長いのに、過去のエンジニア時代の開発案件の欄が非常に分厚いなど。
「次どうなりたいか」がある程度決まっているのであれば、「なりたい」に近づくためのご経験を多めに書いてみると良いと思います。
(どうなりたいかが決まっていない方は、是非こちらからご相談ください!、営業すみません!)
②具体的な表現(定量的なデータなどを用いて)をする
こちらも個人的にはすごく大切なことだと思っています。
よく「業務プロセス改善に関わった」「OS:Windows」などの表記を見かけるのですが、書類を見る側としてはどれぐらいのインパクトのあった仕事なのか、それだけだとイメージすることは難しいです。
もちろん内部情報に関わる部分ではあるので、細かい数字を外に出せないという意図がある場合は逆に評価されることもあるのですが、例えば「作業効率を〇%改善」や「Windows11」といった詳しい表記があることで、どのような環境でお仕事をしてきたのかというイメージがしやすくなります。
③その先を面接で聞いてみたい
これは抽象的な表現で難しいところもあるのですが、程よくこれまでのハードシングスを散りばめてあると、その先を知りたい!と思わせることができます。
例えば自己PR内の過去の経験で「社内の多くのステークホルダーとの調整を進める中で、今まで実現していなかった〇〇導入に至った。結果として△△の効果が生まれ、××という評価をされた」などが書いてあると、「え、どんな調整をしたんだろう」「どういうアピールをしたんだろう」といったところを、詳しく聞いてみたいと思わせることもできます。
特に情シス界隈の方だと、上流部分(社内調整や新規システム導入、経営層に対しての予算取りなど)も求められるようになるので、大変だったエピソードはしっかりとお話できるように職務経歴書からご準備頂ければと思います。
一方、こんな職務経歴書は良くない!というものもあります。
これは多くの方がご納得されると思うのですが、これから職務経歴書を作ろう!と思っておられる方は是非ご参考になさってください。
このように間違えているとは言い切れないものの、見え方の部分で工夫できるところは多くあるので、是非丁寧にまとめてみてもらえると良いと思います。
次回は、「情シス特化エージェントから見た考察②~応募が集まる求人票~」というテーマで、企業さん目線の発信をさせて頂ければと思います。
涼しくなる前に手をつけられればと思っております。また皆さんお手すきで遊びに来てください!
WARCで働きたい!WARCで転職支援してほしい!という方がもしいらっしゃれば、以下よりご連絡ください。
内容に応じて担当者がお返事させていただきます。