今回は、M&Aについて基礎から学びたいという若手ビジネスマンの皆様のために、これだけは読んでおいた方が良いというM&Aに関する書籍をまとめてご紹介したいと思います。
初級編から上級編まで用意しましたので、順番に読んでいけばM&Aのことが深く学べるように構成しております。
人によってどこまで理解しておくべきかという深度が変わりますので、上級編の専門書については、必要性に応じて取捨選択をしてください。
なお、上級編まで読みこなせる方々については、その他の専門書(例えばDDやバリュエーションに関する専門書)をお読みいただいた方が個別の業務の理解が深まるかと思います。
ただそのレベルの書籍を読みこなせる方々に、私なんぞが書籍を紹介するのは釈迦に説法になると思うので、この記事では割愛させていただきました。
本記事は若手ビジネスマンを対象読者としておりますので、20代の若手の皆さまが読むならこの本から始めると良いですよというレベル感でお届けいたします。
初級編は上記4冊です。
どなたでも簡単に読める入門的な書籍です。
本格的なM&Aプレイヤーになる必要がない人については、この4冊で必要十分です。
簡単な仲介プレイヤーであればこなせるくらいの知識が身につくはずです。
※Amazonの在庫が無くなっているので、もしかしたら第4版が出るのかもしれません。
続いて中級編です!
中級編の2冊では、実際にM&Aが行われた場合に、社内外でどのような手続きが行われるのか、どのようなスキームがあるのかというところまでを学べる書籍を選定しています。
このレベルまで理解している人はビジネスマンの中でも極一部しかいませんので、原則としてマネージャー以上の方が対象です。
先々管理職又はM&A関連の専門職としてM&Aディールに関わっていきたいと思っている方は中級編までは最低限読了しておくことをオススメいたします。
このレベルの知識が入っていれば、明日突然M&Aのディールの一部を任されたとしても何とかこなせますし、少なくとも「何をすればいいのか」「どのような専門家にどんな依頼すればスムーズに進むのか」がわかるので有益です。
また、上記の書籍をきちんと理解できていればM&Aの全体像が見えるようになるはずなので、弁護士、司法書士、税理士、公認会計士、証券会社、FA、仲介アドバイザーなどのプレイヤーの活用の仕方がわかるようになると思います。
上級編は、M&Aを主導する立場の方が読むべき書籍です。
内容もかなり高度な部分が含まれているので、中級編までの知識がほとんど入っている状態、又は、弁護士・公認会計士等の士業や専門職として財務・経営戦略・ビジネスロー分野に明るい方などがかろうじて読めるかなと思われる書籍です。
このような専門書のレベルになると、読者が書籍を選ぶというよりも、書籍が読者を選ぶというニュアンスになってくるので、買う時は読み下すのに苦労することを覚悟の上でご購入ください。
ということで、今回は若手ビジネスマン向けに、M&Aに関する書籍をご紹介させていただきました。
どれもある程度の分厚さがあるので、読み終わるまでに一定の時間を要すると思いますが、将来のキャリアのためには必須の知識ですから、ぜひ頑張って読了してください。
それでは本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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内容に応じて担当者がお返事させていただきます。